「知らぬが仏」「知るは地獄」の物語シリーズ(2)
時過ぎて、全て変貌「同窓会」
その昔、幼稚園時代から私の周囲に同年齢の男友達の隣人もなく、
全て女子。
ままごと遊びにに駆り出され、「あなたは、お父さん役よ」とか、時には
「赤ちゃん」と言いなりに。地べたに茣蓙を敷き、数々のままごと道具が
並べられ、挙句の果てに皿をひっくり返したとか、茣蓙に泥を乗せたとか
で、髪の毛を引っ張られ、泣かされた記憶が脳裏に浮かぶ。そんな彼女
らと小学校や中学校で、同じクラスになったり、離れたり様々。
小学校卒業後、それぞれ社会に出て、家庭を持ち、四十年過ぎて幹事
から連絡久々に同窓会開催という。午後6時から、小学校に近い料亭で
開催。
仕事の都合を調整して遅刻30分程度で会場に到着。
懐かしい面々の顔が迎えてくれた。当時、マドンナとして全校生徒から注目
を浴びていた女性も参加していた。幹事が私の席を確保し、座った。
総勢30名参加(クラスメート50名中)なので、かなり良い方だと思う。
私の前に座っている叔母ちゃま。記憶に出てこない。私、とぼけて
私 「遅くなってごめんなさい。ちょっと、仕事が終わらなくて」
目前彼女 「いいのよ、気にしないで」(彼女は、私の名前も全て思い出して
いる)
私 「ところで、その昔、幼稚園時代からままごと遊びなどでいじめら
れた事のあるマドンナに会いたくて、どうしても今日は参加したか
ったのさ」
目前彼女 「えー、そんなマドンナいたの?」
私 「いやー、当時のマドンナは、気が強くてね、何度も泣かされたん
だよな。当時としては、彼女が怖かったんだ。いつ、髪の毛を引っ
張られるかと思ってね。でも、嫌いじゃなかったからね。」
目前彼女 「へー、そんな女の子いたんだね。知らなかったわ!」
この時点でも、私は、話し相手が誰なのか顔も記憶に浮かばず、名前もわ
からないまま。
私 「そのマドンナは、今日、参加しているのかな!」
目前彼女 「そんなにあなたを苛めた彼女なら、今日、会えたら仕返しして
あげなさいよ。」
私 「いいや、仕返しなんて・・・。古き良き時代の想い出だよ。」
目前彼女 「それにしても、そのマドンナの名前も覚えていないの?」
私 「そりゃ、忘れやしないよ。痛い目に合わされたけれどね、好き
だったから」
目前彼女 「ねえ、その彼女って、のり子のこと?」
私 「違うよ。綾子だよ。」
目前彼女 「あのね。綾子は、あたし。あたしよ。判らないの、もう!」
私 「いや、本当か、あんまり太くなっているので・」(血の気が引いた)
目前彼女 「そう、無理ないかもね。判らなくて・・・・・・。」
彼女は、三人の子供の母親として、二人の子供をすでに結婚させていた。
そして、旦那と暖かい家庭を築いているとの事だった。
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その昔、幼稚園時代から私の周囲に同年齢の男友達の隣人もなく、
全て女子。
ままごと遊びにに駆り出され、「あなたは、お父さん役よ」とか、時には
「赤ちゃん」と言いなりに。地べたに茣蓙を敷き、数々のままごと道具が
並べられ、挙句の果てに皿をひっくり返したとか、茣蓙に泥を乗せたとか
で、髪の毛を引っ張られ、泣かされた記憶が脳裏に浮かぶ。そんな彼女
らと小学校や中学校で、同じクラスになったり、離れたり様々。
小学校卒業後、それぞれ社会に出て、家庭を持ち、四十年過ぎて幹事
から連絡久々に同窓会開催という。午後6時から、小学校に近い料亭で
開催。
仕事の都合を調整して遅刻30分程度で会場に到着。
懐かしい面々の顔が迎えてくれた。当時、マドンナとして全校生徒から注目
を浴びていた女性も参加していた。幹事が私の席を確保し、座った。
総勢30名参加(クラスメート50名中)なので、かなり良い方だと思う。
私の前に座っている叔母ちゃま。記憶に出てこない。私、とぼけて
私 「遅くなってごめんなさい。ちょっと、仕事が終わらなくて」
目前彼女 「いいのよ、気にしないで」(彼女は、私の名前も全て思い出して
いる)
私 「ところで、その昔、幼稚園時代からままごと遊びなどでいじめら
れた事のあるマドンナに会いたくて、どうしても今日は参加したか
ったのさ」
目前彼女 「えー、そんなマドンナいたの?」
私 「いやー、当時のマドンナは、気が強くてね、何度も泣かされたん
だよな。当時としては、彼女が怖かったんだ。いつ、髪の毛を引っ
張られるかと思ってね。でも、嫌いじゃなかったからね。」
目前彼女 「へー、そんな女の子いたんだね。知らなかったわ!」
この時点でも、私は、話し相手が誰なのか顔も記憶に浮かばず、名前もわ
からないまま。
私 「そのマドンナは、今日、参加しているのかな!」
目前彼女 「そんなにあなたを苛めた彼女なら、今日、会えたら仕返しして
あげなさいよ。」
私 「いいや、仕返しなんて・・・。古き良き時代の想い出だよ。」
目前彼女 「それにしても、そのマドンナの名前も覚えていないの?」
私 「そりゃ、忘れやしないよ。痛い目に合わされたけれどね、好き
だったから」
目前彼女 「ねえ、その彼女って、のり子のこと?」
私 「違うよ。綾子だよ。」
目前彼女 「あのね。綾子は、あたし。あたしよ。判らないの、もう!」
私 「いや、本当か、あんまり太くなっているので・」(血の気が引いた)
目前彼女 「そう、無理ないかもね。判らなくて・・・・・・。」
彼女は、三人の子供の母親として、二人の子供をすでに結婚させていた。
そして、旦那と暖かい家庭を築いているとの事だった。
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by warau_1 | 2005-10-12 06:21 | お笑いだよ人生