すべって、転んで、その次は・・・

      人生七転び七起きあればいい

  「旅ゆかば、駿河の国の茶の香り、名大なるかな東海道、

松と並んでその名を残す街道一の親分は、清水港の・・・・」

ご存知「清水次郎長」浪曲(平沢寅蔵)の始まり部分。

  その昔、任侠の世界は、庶民の味方。今、庶民の敵?

その世界で活躍する方々にも千差万別。ものの道理を弁えた

立派な方も多々ありと聞く。

  人を刺したり、魔薬販売に手を染めるなど亜流と語る方も

あり、過日、道路を歩きながら携帯メールを打つ若者にさる組

幹部が体当たり、持っていた組幹部氏の携帯が路上に転がり

「携帯が壊れ、破損したどうしてくれる。」と若者に迫り、

「すみません」と謝る若者に「謝って済むなら警察いらねえ」と

すごんで見せた上で「路上は、メールを打つ場所ではない、

人とぶつかりゃ自動車で言えば『前方不注意』に当たる」と

説教。「ごめんなさい。」という若者に「わからねえ奴だな、

物事のけじめのつけ方しらねえのかよ。」と再びすごむ。

若者、「携帯の破損修理代を払いますから・・・」と二千円を

財布から出したら「子供だましをやっているんじゃねえよ。」

とからむ。

 若者、途方にくれて「では、警察を呼びましょう。」すると

「ぼうや、知らないんだな。この手の話は、『民事不介入』と

言って、警察の介入する話では、ないんだよ。」

若者 「では、どうすればいいのですか。」

幹部 「あのな、いっぱしの学校を卒業してるなら謝り方も

    知っているのだろう。」

若者 「ですから、修理代を・・・」

幹部 「おい、金を払えばそれでいいと思っているのか!」

若者 「・・・・・・・・」

幹部 「いいか、教えてやるからよく頭においとけよ。」

若者 「はい。」

幹部 「まず、自分が悪かった点を自覚していること、そして

    今後やらないことと反省、そして、加害に対する謝罪。

    何も仁義を切れと言っているわけではねえからな・・」

若者 「はい、解かりました。ありがとうございました。」

幹部 「わかりゃいいよ。気をつけろよ。こらっ」

 と若者の頭をこづき、背を向けた。しかし、若者は再びメール

を打ち込み始めた。これを近くで見ていた私は、組幹部に軍配

を揚げた。
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by warau_1 | 2006-06-11 13:27 | お笑いだよ人生