カテゴリ:笑いの哲学( 5 )

笑えない笑いネタが笑いに

 世の中に、笑えぬ笑いがチラホラと

  悲しきことのみ多かりき、この世の営みに日々過ぎ行く涙の物語。中国地震も最たる

話。それでもつつましき日常生活に次から次に現れるこっけいこっけいコケっこの話も

見過ごせぬ。

  後期高齢者同居の世帯にも笑いの渦が絶え間なし。家族は、涙交じりに笑いこけ

こけこっこ。どうしてそうなるのか家族は知りつつ言葉に出せず・・・・・・・・。

長女 「おばあちゃん、そろそろお休みの時間ですよ。」

祖母 「そうかい、明日は、お休みかい。では、一緒に散歩でもしよか」

長女 「分かったから、早く寝床に入って眠らないと」

祖母 「やだよ、わたしゃ、朝から晩まで寝てばかりいられませんよ。」

長女 「だって、もう夜の十時を過ぎましたよ。」

祖母 「いえね、私は、自由人だから、いつお休みしても誰にもしかられませんよ。」

長女 「兎に角、お願いだから、床に寝てください。」

祖母 「だれか、一緒に苗床をいじってくれるといいけれど、あたしゃ、床に眠れるわけないよ」

母親 「お母さん、もう、時間、ねんね。」

祖母 「そうかい、ねんねか。おら、この娘がこれから苗床いじれと言うていたと思うたよ」

母親 「さあさあ、早くしないと、お体に悪いわよ。」

祖母 「ところで、あんた、家の娘かね。いやにベッピンじゃないか」

母親 「いやね、お母さん。今になってそんなにほめられても」

祖母 「なに、私の生んだ子ならもう少し美人でも、せめて私くらいにね」

母親 「まあ、お母さんたら、言ったわね。」

祖母 「うんうん、怒った顔は、私の若いころの顔にそっくり。やっぱり私の子だね。」

母親 「わかりましたよ。さあ、もう夜も更けたし、ねましょうよ。」

祖母 「なになに、芋を蒸かしていたのかね。たべたいね。夕食してないからね」

母親 「あら、今食べ終わったばかりでしょ。」

祖母 「お腹が食べてないと言ってるよ。」

母親 「もう、もう・・・・」

祖母 「あらー、家にいつの間に住み着いたのかね。牛さんがいるみたいだよ。聞こえたでしょ」

母親 「えー?」

祖母 「だって、いまね、『もうもう』と聞こえたよ」

 ちほうで痴呆になりて、途方もなき家族の切なさに胸を痛めつも、叱るどころもありゃ

 しない。これぞ、笑えぬ笑いの世界がチーラ、チラ !
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by warau_1 | 2008-05-15 01:27 | 笑いの哲学

苦笑いの特徴

褒められても叱られても付きまとう心の不思議

  ゴールデン・ウィークも中のころ、人それぞれの休暇がそこにある。そんな中

人の心によぎるのは「暇があるときゃ金がない、金があるときゃ暇がない」との心の

叫び。ここで「苦笑い」をテーマに取り上げたのは、いまだに解明されていない笑い

がそこに横たわっているから・・・・・。

 読者が「苦笑いする時はどんな時か」と思い出してみてください。

大した事もしていないのに「いや、あなたのやったことは、すごい。あなたは偉い」

と褒められたり、普段、侮蔑・軽蔑している相手に「あなたは偉い」と褒められたり

した場合に、自然と「苦笑い体験」をしているのではないだろうか。

 また、浮気してきたその夜、「あなた、変わった香水の香りがするわね。素敵」

と妻から言われるや「どきっ!」とすると共に表情がこわばるのをカモフラージュ

する意味もあり、ついつい「苦笑い」となる。つまり真実を隠すための手段として

の苦笑いもある。

 たとえば、ある日の夕方、二十歳前後の若者が、立ちションして通行人男性に

「きみきみ、日本は文化国家でアフリカと違うのだから、立ちションは、まずいよ」

と指摘を受けた時、青年はションを一旦とめながら・・・・

青年「はい、す、すいません・・・・・・・。出物・腫れ物ところ嫌わずで我慢できなくて」

通行人「いや、そりゃ、わかる。しかし、場所をえらばにゃね。」

青年「とにかく、待てなかったのです。」

通行人「そうか、じゃ、君一人を悪者にするのもなんだから・・・・連れションと行こう。」

 青年、苦笑いを浮かべながら二人そろってけたたましい音を辺りに響かせた。

そう、今、これを読み終わった読者諸兄の顔にも「苦笑い」が潜んでますぞ !

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by warau_1 | 2007-05-02 00:45 | 笑いの哲学

そんな「笑い」もあったのか!

      その場に相応しい「笑い」が・・・!

 泣き笑い、苦笑い、薄笑い、照れ笑い、大笑い、一人笑い。

 笑いの種類様々あれど、人それぞれにその場その場で笑い

も千差万別。

 電車に乗り遅れ、目前でドアが閉まれば、薄笑い。

 「ばかもの!でも愛しているよ」で泣き笑い。

 浮気ばれて苦笑い。大したこともなき事誉められ照れ笑い。

滑って転んで大笑い。笑いにかけちゃ老若男女みな同じ。

 違っているのは、歳が若くなるほど見た目の現象に笑う。

 女子中高生が、「箸が落ちても笑う年頃」と言われ、

反抗期も同居する難しい心模様もちらほら。

 たった一人、夜道を一歩づつ歩くたび、股間より何やら

「ぶっぶっぶっ」止まらぬ「おなら」に薄笑い。

 風呂に入り湯船に浸かりて湯の中より噴火のごときガス

お湯に抱かれて泡となり浮上するなり自分の鼻に

香り届けてくーらくーら。

 湯に上げられる話しはあれど、自己ガス爆発に上げられ

思わず飛び出す一人笑い。

 「他人の苦るしみ蜜の味」と昔の人は言うけれど、笑って

いられる間が花なれど「対岸の火事」で終わらぬ事が多かりし、

気づいた時には、泥沼に。まるで、くどいた女性がホイホイと

その手にかかった振りしてさ、事が終わったその時に

「ようこそ、エイズの世界にこんにちわ!」と言われて腰抜か

すに等しいなり。その時,浮かぶ笑いこそ「恐怖の笑い」なり。
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by warau_1 | 2006-08-01 19:32 | 笑いの哲学

     笑うには、笑うだけの種が

      「笑い」の次元を考えないとね・・・・・!

  世の中で笑いが生じる場面は、数々あれど、何が可笑しいのか

分からぬ場合もある。低俗な話題の中で、一人高尚な笑いネタを

語ってみても、さほどその場で受けるわけもなし。

  また、逆に高尚な話題の中でいくら駄洒落を連発しても、蔑視

されるのが落ち。

  一方、皆が大笑いしている場面に遭遇して、理由もわからず

一緒に笑いはじめる人もいる。

  金太 「いや、みんな楽しそうだね。」

  賢治 「これが楽しいなんてものじゃないよ、あっははははは」

  金太 「そんなに、可笑しいことが?」

  聡史 「金太、これが笑わずに居られるかよ、ぎゃっはははは」

  金太 「なんでそんなに笑っているの?」

  洋次 「だから金太、まったく知らないからそんなに平気なんだ」

  金太 「だから、何か゛そんなに・・・あはははは」(やや薄笑い)

  洋次 「だってさ、聡史の背中にな・・・ぎゃっははははは」

  金太 「聡史の背中がどうかしたのか?」(金太は聡史の背中

                            に眼をやる)

  金太の眼に入ったのは、聡史の背中に「この人愛人募集」と

書かれた紙が張られている。

  金太 「聡史、こんなの背中に貼ってちゃ、恥ずかしいだろ」

  聡史 「いやね、僕も知らなかったのさ・・・ぎゃっはははは」

  金太 「それがどうかしたの?」

  洋次 「新宿公園をこの格好で歩いていたら、聡史に・はは」

  金太 「聡史に何があったの?」

  洋次 「聡史に声をかけた女性が出現したんだとよ。」

  金太 「それは、ラッキーだね。」

  賢治 「それがね・・はははは、ラッキーじゃないのさ。」

  金太 「聡史が女性に声掛けられて可笑しい?」

  賢治 「あのな、その女性が問題なんだよ。」

  洋次 「その女性がホームレスの老婆だったのさ」

  聡史 「いや、まったく焦ったぜよ!」

  金太 「一体、その老婆に何と言われたのさ。」

  聡史 「『わたしじゃだめかい?まだ、使えるよ!』だって」

  金太 「聡史、おまえ、まだ結婚して半年だろ!」

  聡史 「うんだよ。こんなこと妻に知られたら離婚騒ぎだよ」

  金太 「いったい、聡史の背中に張り紙したのは、誰?」

  聡史 「それがね、まったく見当がつかないのさ。」

  洋次 「だから、余計に可笑しいのさ・・ぎゃっははは」

  賢治 「何しろ、ホームレスの老婆が聡史に言った・・はは」

  洋次 「『まだ使えるよ』とはね。」

  金太 「聡史、その方になぜ聞かないの?」

  聡史 「何をさ?」

  金太 「『何がまだ使えるのですか?』ってね」

  爆笑の渦が止まらなくなり、ただ、金太一人がぽかんとした。

  
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by warau_1 | 2006-02-07 02:47 | 笑いの哲学

笑いにも色々あり

その昔、フランスの哲学者ベルグソンは「笑いの哲学」と言う本を著わし残した。

ここでは、笑いにどんな種類があるのか、それがどんな意味と影響を持つものなのかを紐解いてみたい。

「笑い」には、次のに示した笑い方がある。

<心の中でのこと>

「笑いたい」・・・・・・・・・・・・・「笑い」を切望する心からの願望

「笑ってやる」・・・・・・・・・・・「笑いたくない」けど相手のために笑いを浮かべる。

「笑わずにいられない」・・・「笑いが込み上げてくる」そんな自然発生的な笑いの衝動。

<「笑い」の表情について>

「営業笑い」・・・・・・・・・・・・「笑う」けど顧客に良く思ってもらうための「意図的笑い」のこと。

「薄笑い」・・・・・・・・・・・・・・侮蔑・軽蔑などの意思表示の一つとしての表現方法

「はにかみ笑い」・・・・・・・・「照れ」などの意味が強く、不細工でも立派とのおだてへの照れ。

「微笑む」・・・・・・・・・・・・・これも「笑い」の一種で

「あざ笑い」・・・・・・・・・・・・「笑い」といっても嘲笑する笑いで相手への侮蔑・軽蔑の意を含む

「にが笑い」・・・・・・・・・・・・認めたくないけれど「黙認」の意味を込めた笑い。
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by warau_1 | 2004-10-19 21:14 | 笑いの哲学