カテゴリ:ラップ文学( 17 )

御江戸八百屋町

4 平成綴り方日記
御江戸八百屋町

 花の御江戸に入り混じる士農工商上から下まで

天下御免の大通り、「下に、下に」と大名行列過ぎる中、

「上に、上に」と首あげりゃ、無礼打ちよと首が舞う。

行き交う人の着衣を見れば、一目瞭然貧富の差。

士農工商ならず商工士農。

「武士は、食わねど高楊枝」気取ってみても腹は空く。

背に腹変えられず通い慣れたる質屋を覗き、腰の脇差し

金子(きんす)に替えて茶屋で茶団子一皿、二皿と

腹膨れればひと寝入り。

通りすがりの行商人、頭に「手拭い頭巾」あつらえて

背負う荷物の音がする。呼び声売り声飛び交う道に

「スリだ!スリだ!」叫び声。

逃げる人間追う人間辺りに足音響かせて眠りを覚ます。

「こら待て、スリよ!」と捕まえりゃ、歳も至らぬ痩せこけ

駆け出し小僧。

「スリじゃないよ」と叫びつつ擦り寄るスリの摩訶不思議。

「とうとう捕まえた!」とばかり、追う人間、小僧の胸ぐら

つかまえて

「よくもわしの財布盗んでくれた」とこぶしを挙げりゃ。

「こりゃ待て、其処なる商人、小僧いたぶる前に忘れ

ている事ありゃせんかい」しゃしゃり出ました貧乏侍。

突然言われた商人も頭点(あたまてん)になり目も点に。

鳩が豆鉄砲くらった目の動き。

「スリを捕まえたのは、何処の誰だと思しきか!」

言われて気付く商人の額にたらたら汗にじむ。

「お武家様に御礼もせず誠に申し訳なく平にご容赦を!」

まかりならぬと脇に手をやりゃ脇差もない。

そのまま手を出し謝礼を求め、僅かな金子が手に乗るや

せめて「武士の情け」と「これで腹膨らませよ」と小僧

の手に握らせる。商人、小僧を睨みつつ「番所に突き出す」

と騒ぎ立て小僧を連れて行きかけた。

「こりゃ待て、其処なる商人」又もしゃしゃり出ました貧乏侍。

怪訝な顔する商人に

「おぬしがスリに、おうた金子入れとは、何色ぞ」

問われて商人あたふたと「へえ、西陣織のものでござい。」

と聞くや貧乏侍いきり立ち

「この不届きものよ。おぬしの金子入れは、手前の尻に

ぶら下がっておろうが!」

腰帯に絡んでゆらゆらぶら下がる西陣織の金子入れ。

辺りに響く侍の声、集まる人々何事よと人だかり。

商人尻に手を回し金子入れを認めるや震えとまらぬ

わなわなと膝まずき差し出す金子入れ。

御江戸に咲きし人情花も桜と共に咲き乱れ、貧乏ながら

武士道生かし庶民支える知恵袋。
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by warau_1 | 2013-07-02 16:52 | ラップ文学

平成綴り方日記より ③

平成綴り方日記より ③
 「恋の空騒ぎ」

 好いて好かれて、好かれて好いて、恋に明け暮れ恋焦がれ、道行く

女(ひと)もみな美しく、惚れた相手に見えてくる。

 後姿のかの人(ひと)似、思わず駆け寄り声掛けりゃ、似ても似つかぬ

違った顔に、振り向き様にどやされて立つ瀬乏しい秋の暮れ。

 恋は病と言うけれど、何時までたっても覚めやらぬ。覚める傍から

次から次に、右や左に心を砕き、目移り三昧切りもなし。

 何を求めているのやら、美貌・珍棒・けちんぼう。自分も知らぬ空騒ぎ。

やっと出会えたその女(ひと)に、猪突猛進するけれど、見向きもされぬ

なさけなさ。せめての思い告げりゃ去り行く恋の的。背筋にしたたる冷や

汗も虚しさ残す恋の道。

 恋する思いすれ違い心傷つく三十代。三十路(みそじ)を過ぎてアラフォ

過ぎりゃ、後は野となれ山となれ。次から次に言い寄って、端から

端まで肘鉄くらい、挙句の果てに空財布。

 やっと見つけた恋人も話しを聴けば、訳ありで子供三人亭主持ち。

個人破産も何のその、借金尽くめに身を砕き明日の生活ありゃしない。

空の財布を握りしめ、同情するも手を出せぬ。思い余った三三九度も

水で交わす水くささ。

 やがて、見えた喜びも一時過ぎれば糠喜びと気付いたその時金もなし。

道に迷った子羊さながらに、行く宛てさえも定まらずネオンの街に繰り

出して、物色・接触声もなく、ただひたすらにさ迷うばかり。

 ネオンに別れ、部屋に戻るもやもめ暮らしに慣れたけど、むなしさ

漂う夜の部屋。灯りをかざし空財布、見詰めて過ごすその度に思い

出されるボーナス日。一念発起と腰上げて就活・婚活考えりゃ、

まともな身支度できやせぬ。明日の糧さえままならず、やる事なすこと

先もなし。

あのまま、このまま時が過ぎ、白髪(しらが)混じりのゴマ塩頭、染める

そばから抜け落ちる白髪(しらが)舞い散る髪の乱。

 恋にほだされ身をやつし、心豊かに過ごせるならば、耐えて忍んで

過ごせるものを、恋なく金なく過ごすには、せめてあの女(ひと)

思い出し「一人にやにや笑うが勝ち」と床(とこ)に寝転ぶ一人部屋。

 上も下も現役と自負する時代が過ぎ去れば、彼方(かなた)に

残る記憶の世界。辿(たど)る思いもまばらとなり、名前すらも消えて

行く。「その時、あの時何して来たの」自問自答に明け暮れて、

誇れるものも何も無く、時の過ぎ行くままに身を委ねたる夢時雨。
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by warau_1 | 2013-05-07 15:53 | ラップ文学

平成綴り方日記より ②

平成綴り方日記より ②
人生街道「恋の道」

 「恋は、盲目、周りも見えず目指す相手にひた走る」お決まりコース

に気を揉みて、父母(ちちはは)そわそわ落ち着かぬ。

 他人(ひと)の噂も七十五日とただ待つ身の世知辛さ。止めれば

なおさらお熱が上がる恋の道。

 「愛しています。」の一言求め、頭の中も渦巻いて、仕事も何も手に

つかず語る言葉もおろろんばい。

 見るに見かねた友人が、「人生一度」と告げながら「当たって砕けて

咲いて散れ」耳打ちするも届かぬ空しさよ。

 食欲不振に痩せ細り、「そんなに痩せてりゃ振り向かぬ。」言われて

気付きヤケ食いすれば、見れば見るほど豚むくれ。

 歌の文句じゃないけれど、「どうすりゃいいのさこの私」泣いてもがいて

日が過ぎりゃ、忘れるはずも、とことん惚れたる惨めさよ。

 「それほど惚れた相手とは、如何なる者ぞ」と、覗いてみれば、父母

(ちちはは)仰天びっくらこ。理想より一万キロも離れた相手と思いきや、

東大卒の財閥で高値の花と悟りしも打つ手無いまま帰り来ぬ。

 子供の心解らぬ分けもないけれど、相手のある事ゆえに、漂う父母

の空しさよ。

 「あきらめないこと」とオリンピックのメダリスト異口同音に語るのも

「継続は力なり」と暗に語る秘訣とやら。時が過ぎりゃ相手も変わり、

こちらも変わる。時の過ぎ行くままに、いとしき恋も憧れになり、身近

な人に一目惚れ。

 恋に焦がれた青春の一幕思う六十代。夫婦過ごして四十年。朝晩

見飽きた伴侶の顔も無ければ寂しい年の頃。

 「あなたと共に行きましょう。」先行き知れた老夫婦。白髪交じりの

互いを見詰め、一つ一つに刻まれたイバラの道の足痕がうっすら

浮かぶよ恋の道。憧れ続けたあの人も今頃白髪交じりの年嵩ね、

いずこにおわすかわかりゃせぬ。

 そんな思いも伴侶にばれず秘密のままに過ごせれば、今の幸せ

守れると、「伴侶への愛の証し」とつぶやいて、握りつぶす恋の道。

 道行く人の顔さえも今じゃ「伴侶に勝てる者なし」と心自慢に

ほくそ笑む足腰痛めた六十代。
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by warau_1 | 2013-05-01 19:27 | ラップ文学

サラリーマンの悲哀  !

平成綴り方日記より①
サラリーマンの悲哀 !


 時の流れに身を任せ、背中に背負う家族の運命(さだめ)。コウノトリ

じゃあるまいし、仕事と自宅の往復で妻に渡す安月給に、ブツブツ文句

言われながらも耐え忍び、時の流れに気付いた時にゃ、500円亭主と

なりにけり。

昼食時間にゃ菓子パン一つ、飲み物買って仕事場近くの公園で、僅か

なつり銭握り締め、月間貯めたら幾らになるかと計算しつつ、ものの

五分で食べ終える。

世帯主たる立場が故に「欲しがりません。」と言うものの、飲み干す

ジュースも底ついて、食べた物さえ何処へやら。

歌の文句じゃないけれど、「人生楽ありゃ苦もあるさ」つぶやくそば

から苦が舞い降りて、楽の来る日も見えやせぬ。

楽の後に苦が来れば良いものを、「後先変えて」と思ってみても、

所詮叶わぬ独り言。

昼食終えて仕事に戻りゃ、上から下から斜めから苦言゜飛び交う

戦国武将さながらに、帰宅時間に目をやりながら妻子の待つ家

思い出す。

意地悪上司の言う事にゃ、「給料安いと文句言える仕事をやって

見ろ。残業代にすがるより、明日の立身出世に財をなし、見返す

意地を見せてみろ。」

御説もっともと頷く間に時間が過ぎて、帰れる時間とおもいきや、

残る仕事山の如し。

歌は世につれ、世は歌につれ、アフター5にカラオケ入りゃ、

二時間待ちよと待たされてヒトカラやって、辿り着きたる安アパート

じゃ、妻子(つまこ)既に夢の国、妻子の寝顔に癒されながら床に

入るも恐ろしい。鼻息・寝息・鼾(いびき)のステレオ聴いて何も言え

ずに自室にこもるサラリーマン。

「旅は道連れ、世は情け」と言われて久しい人生街道も妻子抱えて

ここまで来たが歳には勝てぬ情けなや。

やがて誰しも辿り着く、船出の港が近づいて、記憶の世界に身を

おいて、足痕辿るも前はなし。

遥か彼方の月でさえ、沈んでまた出る日を過ごす。再びこの世に

戻る日を心頼みに日を重ね、気付いた時には、痴呆症。

食後、家族に囲まれて楽しい団欒過ごせるはずか゜「食事しないと

死んじゃう」と文句を綴るわが姿、想像するのも泣けてくる。

妻子もとめて真夜中に正装身支度整えて、「これから妻子探しに

出かける」とトイレのドア開けて「出口がないよ」と大騒ぎ。
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by warau_1 | 2013-04-23 03:00 | ラップ文学

民主党分裂なにぬねの !

逆賊我が物顔のこっけいこっこ!

  人の意識の不透明、金の無いときゃ、正義の味方、金が手に乗りゃゼニ亡者 !

 消費税増税関連法案に命をかけると豪語する国の総理大臣エラそーに。やることなすこと

何一つ、語る「国民のため」「未来のわが国のため」言葉もむなしく嘘ばかりり、国民生活第一

の御旗もいまや「自分の懐第一」と変貌遂げたでたらめまかり通るよアロハロハ。

 まじめに国民生活第一考える良心ある議員ら離党して、新党結成目指し走り出す。

追い討ちかける総理大臣一派も負けてはいないとばかりに離党届を受理拒否し、除籍処分

を打ち出して、腹いせ果たすも子供の喧嘩。

 よくよく考えれば、「国民生活第一」を御旗に政権交代果たしたはずが、いつしか国民が

「ノー」を突きつけた以前の自公政権に擦り寄るあさはかさ。

 「国民生活第一」の正道進む意志固め離党した面々、心爽やか新党構築に猛進開始。

これに対する残留組の不安ますます増強し、明日が見えない不透明。それもそうだよ

国民に対して嘘ついて政権とるや国民の嫌った前自公政権に擦り寄って助けを求める

裏切りを躊躇もなしにやらかして、国民苛めの消費税増税関連法案を衆議院通過させ、

参議院でも通過させたいと鼻息あらし。

 この世の中、勧善懲悪失われたか、悪がはびこり金が全てを差配する。これが日本

の未来を良くする筈もなし。

 民主党の結党も鳩山由紀夫氏元総理大臣も六ヶ月の党員資格停止と甘んじている。

正道語り主張する面々処分する逆賊らのモラルハザード国民が放置するはずありゃしない。

 選挙になれば、嘘八百並べて当選する事だけに東奔西走。それでも国民に次から次に

ばれる嘘。落選烙印おされつつ、空しき選挙運動に幕が下りる。

 国民は、てぐすね引いて選挙を待ちわびる。正道に戻す審判下すためのセレモニー。

 逆賊達の顔にも浮きあがる悲壮感。離党面々意気揚々と正道への行進着実に。

その差が全てを物語る。逆賊自覚の残留組の悲壮感の増幅止まることなし。

 雨が降ろうと嵐に見舞われようと正道走る離党一派の晴れ晴れしさは、明日の政治への

期待の星と密かに願う国民も多い。

 「盗人猛々しい」との言葉もあるが、民主党執行部一派に対する代名詞。

この世の「ご正道」を最後に正すは、国民・有権者。財務省幹部が「一般国民は馬鹿だから」

と騙し続けて六十年。

 それでも国民虎視眈々とそんなやからの魂胆を密かにつぶす動きあり。捏造・偽造で冤罪

つくりあたかも正義感のポーズをとりながらやってることは盗人そのものもうらやむ程の

大泥棒。

 天下り・渡りと次から次に政府関連機関に天下り手にする金も三億円。見事な泥棒スキーム

誰一人指差すことも出来ずに六十年。

 金がなくなりゃ増税を政府に仕掛けてまたまた泥棒活動活発化。それでも国民黙っている

とたかをくくった官僚たちの地獄の日々もやがて来る。

 自身の罪を棚にあげ救いを求めるやからも続出するよオッぺけペイ。

国民に大きな武器が手にある事を官僚ら・政府関係者どこまで知っているのか知らぬのか。

昔と違う時代の流れも解らぬ不抜けども。
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by warau_1 | 2012-07-04 07:47 | ラップ文学

年の初めの初笑い !

金のなる木があるじゃなし

 なんだかんだと

時が過ぎ、気付けば白髪、でっ尻、よれよれと二本足に杖二本加えて四本足と

なりぬれば、右や左のお嬢ちゃん目もくれるどころか逃げていく。


 夢にうなされ目がさめりゃ、元旦の朝と気がついて「初夢見たよ」と鏡に向い独り言。

 年の暮れからあの人この人みつめれば、みんな厳しく寒い顔。デフレに押しつぶ

されそな時代が深くなり役人天国震災焼け太り。

 義援金すら行方不明か隠匿か被災した者に届かぬ不条理何とする。己の所得満た

されりゃ、なおもその上望むしたたかさ。

 「こんな国にだれがした」と叫んでみても、所詮変わらぬ物事にじれてじれて

もがいても、堕ちるよ堕ちるあり地獄。

 今年こそはと初詣、十円玉を賽銭箱に投げ入れて宝くじ一億円当たれと祈る人。

神様だって採算合わぬと横向いて、当たるも当たる柱に当たる。おでこにこぶたん

こしらえて、これが本当の「よろこぶ」と駄洒落で笑う初笑い。

 人の寿命五十年と言われ来たものの、今や寿命八十年。その内、寿命百年に

なるならば、全国つづうらうらにグループホーム花盛り。

 道行く人の頭には、白髪目立つ時代が来るよ。歌の文句じゃないけれど、

廻りまわった時代の末に「亡霊大国日本」と世界より揶揄される時代も来るよ。

 ×一×二は、当たり前、×五×六次々に乗り換えていつしかいなばの白兎。

想い出アルバム広げれば、陳列された別れた伴侶の数々も、たった一度の

生涯をこれほど豊かに過したと語る言葉の空しさよ。

 最初は、グー、じゃんけんポン、二度目は浮気に悩まされ、じゃんけんポン

別れて三度目の正直と組したとて浪費癖にいたぶられ借金残され、じゃんけんポン

と四度目に義父・義母・祖父母連れ立って朝から晩まで介護に暮れる。

 明日はわが身と世話すれど息子・娘も年重ねいずこにいるかも知れぬ物語。

ああ、人生の生き様、様々あれど生きてる事に感謝すりゃ、全てが微笑みの

元となる。



 
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by warau_1 | 2012-01-10 03:07 | ラップ文学

歌に文句を語るも切ないが・・・・・・・!

古今東西、歌の文句にゃ夢があり、頭じゃ分からぬものもある・・・・・・!

心の荒むひと時を音楽耳に流し込み、心癒せる時もある。それでも心乱れる時もある。

谷村新司氏の「昴」のメロディー聴きながらふと歌詞を見ながら口ずさむ。

 「目を閉じて何も見えず・・・・」考えれば、目を閉じたら何も見えないのが普通、見えたら

可笑しいの。「哀しくて目を開ければ・・・・」哀しくなくても疲れるからめを開けるのさ。

「開けなければ、眠くなるだけ・・・・・・・」そして「荒野に向かう道より見えるものはなし・・・」

となれば、雲は、空は、何処に行ったのと言いたくなるのさ。

 『嗚呼 砕け散る宿命の星たちよ。』ほら、何も見えないと言っていたのに星が見えてる

様だ。

 「せめて密やかに この身を照らせよ」と言ったところで悠久の彼方の星に聞こえる訳

もなし。言う前に密やかに照らしているってーのに。

「我は行く 蒼白き頬のままで・・・・」飯も食わずに旅すりゃ蒼白くもなるさな。

「我は行く さらば昴よ・・・・・・」と一番が終わる。あの名曲が荒野をさ迷うホームレス

の歌と聞こえるのは、我だけか・・・・・!「我もなろうホームレス・・・・・・!」と歌えば

気も晴れるやら。

 好きな歌をくさすつもりじゃないが、何故か止まらぬラップ節、このまま続くかあの人

この人様々の笑えぬ人生次々とめぐりめぐって訪れる笑いと涙の物語。

求める人は、遠ざかり「さるもの追わず」と目を背け、気付いたその時、日が西に。

明日も出没あの人この人月の満ち引きに似て繰り返す。太古の昔より継がれ続けた

命の器。明日は、どんな器に出会うやら誰も知らないあのねのね。
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by warau_1 | 2011-11-21 01:47 | ラップ文学

歳をとっても・・・・・・の時は・・・・・!

月月火水木金金よ何処行った!

 時が経つのは、早いもの。美人見詰めりゃ、キラキラと輝く眼差し返されたものを、今じゃ

無視されあっち向いてホイ。こころにゃ錦、手に力、懐札束たんまりとにんまり歩きゃ人が寄る。

心に失望、手にぼろカバン、胸に債権請求書抱えりゃ、なんで笑顔を出せようか。塩さばさえも

ビックリのしょぼくうつろな目をして見つめりゃ、無視される。

 やっと、声かけられたと振り向けば、腰も曲がったおばあさん、「交差点を渡るのに重くてね」

と助けを求めたり。

 美人・別嬪想定してた心にゃ、ばあちゃん麗しく「はいはい、荷物は持ってあげますよ。」と

荷物を持つなり、重いのなんのと腰抜かす。なんなく持って歩いていたばあちゃんの腕みりゃ

なんとプロレスラー顔負けの腕してる。

 信号青に変われども、ばあちゃん動かぬ石のごとし。理由を聞くにはまた戻らねば、声も

届かぬ。荷物も路上に置き放し、急ぎて戻れば、「動けぬ」と何があったか見てみると、

尻を押さえて青息・吐息。

 早く渡らにゃ信号変わる。焦る気持ちでばあちゃんに「何があったか」問えば、お腹壊して

漏れそうとそっと耳元ささやく愛らしさ。

 ならばと男気出して、背に背負い先にばあちゃん運ぶ事にしたものの、交差点真ん中で

ばあちゃん「あっ、うっ」と叫びたり。

 その理由は、やがて直ぐに分かりて、担ぐ手になにやらぬめるものが温かき。

ばあちゃん、泣きそな顔して「ごめんね」と・・・・・・・・!

臭いは、懐かしい田舎の肥やしの臭い。ふるさとに帰った想いを抱きつつ、ばあちゃん降ろして

路上真ん中置去りの荷物を取りに戻る時、既に信号赤信号。

 通行車両は、荷物を避けて走るも信号変わるまで、お座りしたまま、あのまま・このまま。

迷惑千万とドライバーらの恨み声、それでも車両を降りて片付けるドライバー誰一人もなし。

やっと、信号変わりて、荷物を持ってくるとばあちゃん、すっきりした顔して「悪いね」と。

鼻に漂う臭いがすべてを語る。荷物を持って歩けるわけもなし。どうする、どうすると迷う間もなく

通行人が鼻を押さえて歩くじゃないの。ばあちゃんを路地で尻を拭くこと勧めたら

「ああたなら、見せても良いから拭いとくれ」と・・・・・・・!

新聞紙を集めてご希望に添うこと、天使のごとし。事が終わりて喫茶に入りゃ、誰も近寄らず

一度座って直ぐに立つ。直ぐに立つのはね別のものに頼みたい。立つ瀬なくしたある日の夕暮れ。
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by warau_1 | 2011-11-04 13:39 | ラップ文学

菅からかんのカン !

東大目指す受験生もオタオタ!

あの日あの時、番付に受験番号掲載されて、東大受験に合格したと、知ったその日から

人生の目的失い、何もなし!

そんなやからを尻目に「東大合格通過点」と脳裏に焼きつけ戦う男、燃えるロマン。

目指すは、総理大臣、国連事務総長。官庁に入省するや「東大出にあらねば人でなし」

そんなコンセプトを先輩官僚から聞かされて、「奴らも哀れな落ちこぼれ」と感じて

二度と付き合う時間もとらず。

目指す道の阻害要因の思いや人材切り捨てて生きる男の侍が影じゃいつしか悪者に。

目的なしに生きるほど銭ゲバ・酒飲み・女たらし、加えて博打三昧明け暮れて、つくる

借財日々増えて汚職三昧アルコール漬け。

やっと見つけた恋人と結婚したのもつかの間、わび・さび・きびも理解せず受験勉強に

明け暮れて育ったやからのなれの果て、嫁に見下れ反を突きつけられて泣く泣く別れた

東大卒のろくでなし。

一念発起と代議士に挑戦するも落選続き、目標失う人生に生き甲斐・遣り甲斐ありゃ

しない。それでも消えぬプライドが先々の道を阻害して見えぬ未来に失望し、あの手

この手と策を弄しても、所詮、できそこないに花道できる訳もなし。

 総理大臣になること目指した東大出、周りに振り回されることもなく、すいすいと

大蔵省の官僚幹部にのし上がり、気付けば事務次官に推挙され、総理大臣への道も・・・

あちらこちらと天下り手元に残る資金もサラリーマンの五倍・十倍と金まみれ。

それでも満たされぬ思いから選挙に打ってでりゃ、選挙に当選ありゃりゃのりゃ。

やがて聞こえるお誘いの声声に見向きもせずに総理の階段を一歩一歩歩みつつ、

総理となりて何やるべきか不明のままでは、らち明かぬ。

さりとて、付け焼刃の愚を重ねるわけにも行かず喘ぎながらも総理を目指す東大出。

すっからかん総理になって欲しくないものだ!
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by warau_1 | 2010-12-03 11:22 | ラップ文学

オッぺケペー、オッぺケペー

オッぺケペー、オッぺケペー、オッぺケベッポー、ベッポッポ !

「 隣は何をする人ぞ」知るも知らぬも「我関せず」と見て見ぬ振りは、当たり前、

そんな世の中に誰がした。お前だ、俺だと騒いでいるうちゃまだ救われる。

 生死を前に無視するやから次から次に現れりゃ、この世は地獄か奈落の底か、人

に言えずに反省しても、誰も気付いちゃくれやせぬ。

 生涯呵責を背負いつつ、消える日を待つオッぺケペー。

 せめて、償いとばかりに優しさ振り撒きゃ、舐められる。それも修行と諦めて

胸の痛みを少しづづ軽くしたいと祈る思いも他人の幸せばかり。自分は

「野となれ山となれ」開き直ったその時に、見える悟りが幸せもたらすオッぺケペー。

他人の物を掠め取り生きる姿を見るにつけ、哀れと思う傍らで明日はわが身と

心痛める事もある。

 幾ら財産手にしても所詮あの世にゃ運べない。資財を残せば親族・家族骨肉の

闘争招く火種に過ぎぬよオッぺケペー。

 金の動きに一喜一憂みじめさが脳裏に浮かぶあほらしさ。俳人山頭火さえも

世を捨てて、生きるよすがに自由俳句をたしなめて、「飯のうまさが青い青い空」

と野原に置く身の自由を「草木塔」のタイトル「旅心」に書き記したり。

 生きてる事の意味を探りて何百年。過ぎた年月重ねても得られたものの空しさが

神に両手を合わす祈りに代わり、今日の命に感謝を込めて明日の命をなお願う。

 十円玉一つ賽銭箱に投げ入れて、「三億円の宝くじ当ててくれよ」と祈る人も

居る。受ける神様ずっこけて心身症になるわいな。

 「人の噂も七十五日」と何を言われ囁かれても腹の立つのも抑えつつ、生きる

命の世知辛さ。

 明日は嵐か台風か人生ばら色ばかりの道もなし。いばらの道こそ当たり前と

思える時にやってくる春風夜風の有難さ、身に沁みる世の情けこれぞ幸せと

心に宿る温もりが涙を誘うよオッぺケペー。(「詩楽麿」綴り方日記より)














 
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by warau_1 | 2010-08-10 11:41 | ラップ文学