<   2005年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧

入れ歯も入れば良い

犬も喰わない入れ歯、残念!

 私の「入れ歯」がくしゃみの瞬間に路上へ飛び出し真っ二つ。拾ってポケットにしまった。

 部屋に戻って調べたら、入れ歯の片割れが無い。

 部屋中探したものの出てこない!

数日後、大家の奥さんが、私を呼び止めて

 大家の奥さん「ねえねえ、チョット聞いてよ。最近、とても気持ちの悪い事があってさ。やんなっちゃった。」

 私 「いかがされたのですか」

 大家奥さん「それがね、世の中に、こんな間抜けな事があるのかねぇーーー!」

私 「ですから、いかがなされましたか?」

大家奥さん「いえね、大した事ではないけれど、このドアの近くに『入れ歯』の半分欠けたのが落ちていてね。全く、気持ち悪いったらありゃしないよね。」

 私「そ、それで、その入れ歯の片割れは?」

大家奥さん「手で掴んで捨てるのも気持ち悪いからさ、通りの向こうにあるどぶに捨てようと思ってね、足で蹴っ飛ばしたのよ。」

 私「えーーーー!」

大家奥さん「そしたらさ、家の犬ったら餌かと思って一生懸命に入れ歯の片割れを追っかけて行ったのよ。ところがさ、暫く臭いを嗅いていたけどね、いきなり後ろ向いてオシッコひっかけたみたい。」

 私「そんな・・・・、で、どぶに犬が蹴飛ばしたの?」

大家奥さん「とんでもない。蹴飛ばすどころか、さっさと戻ってきたのよ。」

 私「あのーーー、その入れ歯の片割れ、これの片割れなんだと思うよ。」

 大家奥さん「あら、なんであんたそんなの持っているのよ!」

私「だって、これ私の入れ歯なんだ・・・・!」

大家奥さん「えー、あんた入れ歯だったの?」

私「はい。ところでその入れ歯の片割れ、まだあるかしら?」

大家奥さん「うん、あのどぶに落ちていなければ、近くにあると思うよ。」

 探し始めた私の目にピンクと白の歯型がくっきりとした「入れ歯の片割れ」がどぶに落ちそうになりながら転がっていた。

 私「あっ、これだこれだ」と自分の手にしていたものと合わせてみるとドンピシャ。

 大家奥さん「良かったね、あって。でも、私、蹴飛ばしちゃったけれどね。知らなかったから!」

 私「いえ、良いんです。早速、これ直してみます。」

 それから数時間後・・・・・・・

 大家奥さん「ねえ、あの入れ歯どうなったの?」

私「はい、消毒して、接着剤でくっつけて、ほら、この通り口の中に納まっています。」と口を開

いて見せてあげた。

 大家奥さん「あら、まあ・・・・まっ、入ればいいか・・・・がははははは!」

私「はい、この入れ歯は、以前、水洗トイレの中に落ちた事もあります。その時も消毒して、使

いました。入れ歯も入れば良しということですよね。」

b0047225_6494527.jpg
[PR]

by warau_1 | 2005-03-20 06:50 | 小話アラカルト

蛸ボーズ

            痴呆症の母が生前語ったエピソード

私  「私だよ、おっ母さん、判るでしょ!」
母  「そら、判るよ、自分の腹を痛めた子だもの。で、あんたは誰ですか?」
私  「息子の太郎だよ!」
母  「ああ、太郎ね、生きていたかね。確か二十年前に葬式上げたのに生き返ったのかね」
私  「母さん、そりゃ、おじいちゃんのことじゃないの?」
母  「いやいや、おじいちゃんは、ちゃんと生きているよ。そこにいるじゃないの。それよりね、先日、小泉総理大臣が近くまで来てね、おしっこしりたいので、トイレを貸して欲しいと言うか 
ら貸してあげたよ。」
私  「そう、良かったね。」(医師からも否定すると益々痴呆が進むので否定しないように指導 されていたので・・全て母の話しは、実在の話しとして受け止めている様子を示す事にしていた。)
母  「それでね、総理大臣がお腹が空いたから食事もしたいと言うのでお昼ご飯も差し上げた
    のよ。」
私  「それは、とてもよい事したね。今度は、首相官邸に招かれるかもしれないね。」
母  「やだね、母をからかうものじゃないよ。」
私  「ところで、親父さんは、何処にいるの?」
母  「それがね、最近、女の所に遊びにばかりいっているのだよ。」
父  「おれは、ここに居るよ」(台所から話し声を聞きつけて応接間に入ってきた父)
母  「お宅様、どなたでございましょうか?」(父に向かって言った)
父  「おいおい、六十年も連れ添った俺だよ、判るだろう?」
母  「やだよ、こんな蛸坊主に私は知り合いはいないよ。」(剥げた父の頭を指差しながら)
父  「蛸坊主か、あんまりはっきり言わないで欲しいな。」
    そんな父をじっと見詰めながら・・・・
母  「やだよ、お父さん、何時帰って来たのよ。壁から出て来たの?」
私  「親父さんは、台所から来たんだよ。」
父  「そうとも、太郎が来るのでご飯を炊いていたのだよ。」
母  「あらあら、男が台所にたったのかい。いやだね。私の若いころは、男を台所に立たせた    ら、嫁の恥だったものだよ。お宅様はどちらのご亭主さまですか、お嫁さんの顔が見た
   いものですわ。」
父  「俺は、お前の亭主だよ。忘れちまったのかい?」
私  「おっかさん、親父さんは、どこにもいかないよ。ここに居るのだから」
母  「あら、ここにあなた何時から居るの?・・・・・」
    私は、父の瞳にうっすら浮かぶ光るものを見逃さなかった。そこに、実兄(六十歳)が出先
   から帰宅。兄も遺伝なのか頭髪が薄い。
母  「いやですね、この家は、お宅様、どちら様かわかりませんが、早くここを立ち去った方が   よろしゅうございますわよ。何しろ、この家には、蛸坊主が二つもいるからね。ああ、やだや
   だ」と私に内緒話し口調で語りかけた。
兄  「いいよ、坊主で、坊主丸儲けになればね・・・・・・・・」やけ気味に私に兄が言った。#IMAGE|b0047225_7483286.jpg|200503/13/25/|mid|120|120#] 
[PR]

by warau_1 | 2005-03-13 07:49 | 恋人とエピソード

浮気は完璧に

       バレル浮気は家庭不和の源

 兎角、この世では、「知られなければ何してもよい」との密かな見方があるが、尻尾を出しては元も子もない。ここにある話しは、実話に基づいたもの。読者諸兄も男女を問わずご留意あれ。

夫 「ああ、今度の地方出張は、二泊三日フル回転で忙しかったよ」(出張は口実で浮気旅行)

妻 「あなた、それはそれは、ご苦労様でした。早く、お風呂にでも入ってゆっくりして下さいな」

夫 「そうそう、朋子(妻の名前)、今夜はゆっくり眠りたいから、頼むよ。」

妻 「そうね、出張で大変だったから、今夜は私があなたの疲れを取ってあげなければね。」

夫 「いやはや、持つべきは妻なりだね。じゃ、風呂に入るから床を頼むよ。」

妻 「はいはい」

夫 「ああ、朋子にお土産があるんだよ。これね。お菓子だけど・・・・」(菓子檻を差し出す)

妻 「あら、私に、やはり出張先でも私の事を忘れないで居てくれたのね。とても嬉しいわ。」

夫 「そら、当たり前だろう!」

妻 「何かしらね。お土産って。」

夫 「開けてからのお楽しみだよ。じゃ、風呂に入るよ。」

妻 「じゃ、待ってる間にお菓子頂くわね。」

夫 「うん、とても美味しいよ。何しろ名産だからね。」

 妻は、夫が風呂に入るのを確かめて、早速お土産を開く。中からゴマをまぶした高級せんべいがキチンと並んで箱に入っている。妻は、これを見るなり、顔を蒸気させ、お菓子を食べようとしない。そして、風呂から上がってきた夫に

妻 「あなた、今夜の夫婦の営み無しよ。」と冷たく語る。

夫 「おいおい、急にどうしたの?」

妻 「今回の出張は、浮気旅行なのね」

夫 「何を根拠にそんなことを・・・・・・・・」

妻 「ちゃんと、このお土産が教えてくれたのよ。」

夫 「うそ! 口紅とか何かついていたのか」

妻 「このお土産は、私に全てを打ち明けてくれたのよ。」

夫 「そんな、馬鹿な・・・・・なんで・・・・・・・?」

妻 「白状しなさいよ。怒らないから・・・!」

夫 「ばれちゃったのか・・・・・なんで判ったの?」

妻 「だって、このお土産 『ごまかし(ゴマ菓子)』だもの、判るわよ。浮気しても、どうせなら一生わからないようにしてよ。・・・・・・・!」
  灰皿が夫の頭に激突・・・・・・・・あーあ!




b0047225_025513.jpg

[PR]

by warau_1 | 2005-03-05 07:37 | お笑いだよ人生