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           真実の愛の行方とは・・・・・

       恋は恋にして恋愛にあらず

  「昔の人は言いました『人は恋をすればするほど艶がでる』・・」

何処かの歌の文句じゃないけれど、艶が出るほど恋するも、

「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」の喩えにも似て、チョウチョが花から

花へ次から次に移るがごとく、異性を求めりゃ「色きちがい」。さりとて、

愛無き恋に堪え難きを絶え忍び、苦節四十年を誇るやからも居る。

ギネス事務局さえも疑う程の現実もある。真の「愛」の前には、打算も

見栄も何もない。「真実一路」の風が吹き聞こえる鐘の音幸せ告げる。

  太郎「祐司君、そろそろ彼女の事を諦めたらどうなの?」

  祐司「僕も生まれて、彼女に逢ってさえなければね。」

  太郎「逢ってなければ、とっくに結婚している分けでしょ。」

  祐司「まあな。でも、彼女の気持ちは、どうかは別にして、僕には

     彼女以外に結婚する相手と思えないのさ。」

  太郎「それほどに想う相手の彼女のどこがいいの?」

  祐司「そんな質問するのは、野暮でこの道の素人だね。」

  太郎「なぜ?どうして?」

  祐司「だから、どこがいいとかの問題ではないのさ。逢った瞬間に、

     『この人しかいない』と感じるのさ。理屈抜きだよ。」

  太郎「それは、君の思い込みではないのか?」

  祐司「うん、人様は、異口同音にそうおっしゃるね。」

  太郎「君は、意外と一途なところがあるからな。でも、『他人の

     恋事は、犬も食わない』というから深入りしないけれどね。」

  祐司「犬に食わせるものか」

  太郎「そう、むきになるなよ。ただ、聞いてるだけだからさ」

  祐司「わかっているけれど・・・・・・・・」

  太郎「でも、気になるので質問するけれど、キスのひとつも・」

  祐司「そんなプライベートを君に告げる義務はないでしょうに」

  太郎「ということは、隠すべき何かがあるな・・・・」

  祐司「太郎ちゃん、怒るよ!」

  太郎「解かりました。もう、言わないよ。で、キスくらい?」

  祐司「だから、したことあるよ。毎晩ね。」

  太郎「それは、それは、お見逸れしました。で、彼女毎晩?」

  祐司「そりゃ、これだけの愛情を注ぎ続けているんだからね。」

  太郎「そうか、毎晩、君のアパートに来てくれるの?」

  祐司「毎晩、彼女が来るわけないでしょ。」

  太郎「だって、毎晩、キスしてると・・・・・・」

  祐司「毎晩の相手は、たった一枚彼女からもらった写真さ」

  時の過ぎるのも「光陰矢の如し」と言われるほどに早く、

太郎が過ごした「片思い時代」も刻々と記録に挑戦。

  私は言いたい「喩え命枯れても・・・・」と他人様から『あぎねすか』

と言われてもね。
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by warau_1 | 2006-05-29 02:53 | 恋人とエピソード

         走れ、走れ、それ走れ!

      これだけ、走りまくったのに・・・・!

  群集心理にゃ勝てぬ心の情けなさ、実感するもいざとなりゃ

何事かと追随する心の嵯峨にお気づきのお方もおられましょう。

  「人の災い蜜の味」とかその昔より揶揄する言葉もあり。「自分

でなくて良かった!」との思いを深め確認するための群集心理。

  その昔、銀座の真中で若者二人が上を見上げ佇んでいた。

やがて、五人、十人、五十人果てまた警察官も寄り集まってくる

事態。「何が起こったのか」に関する群集の声は、「誰か自殺?」

「いやいや、ビル火災かも?」「いや、有名人があのビルに!」

「何か曲芸が始まるのかも」「UFOがあのビルの屋上に」と話題

は、うどの子の様に広がる一方。

 ところが当初の若い二人は、その場を離れて高見の見物。

「そんな群集心理にはまるものか」と自負する自分も自信なし。

  男性A 「あっ、バスが来ている、走らないと間に合わないかも」

 男性、連れの女性とバス始発の停留所に、彼女の手を取り走り

はじめる。そのバス停に向かって歩く老夫婦もつられて走りだす。

それを見ていた私も、走り出す。周辺にいた人々も走り出す。

  若者A 「なっ、何ですか、事故か事件ですか?」

  私   「バスがね、バスが・・・」走りつづける。

  若者A 「えっ、バスがハイジャックされたのですか?」

  若者B 「警察に電話するよ。」

  若者A 「うん、とにかく、どんな状態か見てくるよ!」

  老人  「やっと、バス停留所に着いたね」息を切らして

  老婆  「このバス、どこから乗ればいいの?」

  見れば、バスのドアは、締り、運転手もいない。挙句の果てに

走ってくる人々が次から次にバスを囲む。

  やがて、運転手が登場し乗車。バスのドアは、再び閉じられた。

  五分経過、まだドアは開かず十分経過、ようやくドアが開く。

  バスに乗車したのは、六人。つられて走ってきた人十人達の

思いは、「じけん じゅうにんだよ!」とか・・・・・・・!
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by warau_1 | 2006-05-26 05:12 | もういいかい

    ペットもこれには、勝てない?

        ペット イン ワン

  「生類哀れみの令」と言えば、江戸時代徳川綱吉将軍の政令。

  最近のペットブームは、その流れの延長線にあるのだろうか。

  主婦A 「家の花子ときたらね、お留守番してくれるのはいいけれ

       ど、最近、妙なこと覚えてしまってね。」

  主婦B 「あら、お宅のお花さんが!で、どんなこと覚えたの?」

  主婦A 「それがね、水道の出が悪いから工事してもらったのよ」

  主婦B 「それとお花さんとどんな関係?」

  主婦A 「工事が終わって、ウォッシュレット使ったのよね。すると

       勢いが良くてさ、しゅるしゅると前に飛び出ちゃうの」

  主婦B 「あら、良かったわね。いままで、水の勢いが弱くて、

       使い物にならないといっていたものね。」

  主婦A 「それでさ、いつも、昼間トイレに入る時、ドアを開けっ放し

       で入るのよね。だから、花子ったらそれ見てて、人の真似

       するのよ。」

  主婦B 「それじゃ、似た様な格好するの?」

  主婦A 「似たなんてものじゃなくて、そっくりよ。」

  主婦B 「あら、やだ!」

  主婦A 「それだけじゃないのよ。」

  主婦B 「と言うと?」

  主婦A 「ウォッシュレットの水が座った私の股間から飛び出す水を

       ぺろぺろ飲むのよ。これが、また、上手なのよね。」

  主婦B 「ウォッシュレットの白糸舐めね!」

  主婦A 「あら、いい表現するわね。まあ、『犬の白糸』と言う感じ。」

  主婦B 「しかし、おなかが水でいっぱいにならないかしら?」

  主婦A 「そうなのよ。それで、尿意を催すと便器を代われと

       おねだりするのよ。」

  主婦B 「まさか!」

  主婦A 「そのまさかなのよ。お花は、便器に座りウォッシュレット

       使うのよ。これが好きでね!」

  主婦B 「あら、まあ、そんなに気持ちがいいのかしらね。」

  主婦A 「それはね。朝から晩まで座っていたいくらいよ。」

  主婦B 「それじゃ、ペット イン ワン ね。」
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by warau_1 | 2006-05-25 14:51 | 小話アラカルト

春来たりなば、夏遠からじ

          若葉と共に目覚める男心

  日本の四季は、世界に類なく明確な季節到来も、温暖化現象で季

節の区分けもある様でなし、と思えども「女心と秋の空」移り変わり行く

心の秘め事多士済々。

  冬に心温め、春に見定め、夏に目覚める男心、秋に熟成させる恋の

花夏の陽光身に受けて、見定めし相手は、うら若き乙女の香り漂わせ、

年齢不詳の人ありき。

  顔は、二十歳、喋れば四十歳、歩く姿は、七十歳。これなるアンバ

ランスに目を向けりゃ、恋の心も行ったり来たり。それでも夏の勢いもら

い秋に花咲く事もある。

  A氏 「ねえ、ちょっと聞いてもらいたいんだ。」

  B氏 「どうしたの、そんな深刻な顔してさ。」

  A氏 「僕ね、インターネットで知り合った彼女と会う事になった。」

  B氏 「そう、良かったね。大いに恋して立派になって!」

A氏 「うん、会う前から私の方は、それは立派になっているよ。」

  B氏 「そう、じゃ、準備万端と言うところだね。」

  A氏 「しかし、この恋は、会ってみなければわからないからね。」

  B氏 「なに、そんな弱腰では、相手に舐められてしまうよ。」

  A氏 「いや、舐められるのは、覚悟の上だからいいけれどね。」

  B氏 「・・・・・・・・・そうか。」

  A氏 「舐められるとは、どんな感じかな!」

B氏 「そりゃ、口で説明できるわけないよ。」

  A氏 「そうだよね。こればっかりはね。ああ、待ち遠しいな」

  B氏 「そんなに、待ち遠しいのかい!だって、舐められるんだぜ。」

  A氏 「だから、もう待ちきれないよ。」

  B氏 「まあ、個人の自由だからいいけれどね。」

  A氏 「とにかく、幸せになるよ。」

  B氏 「そうなってほしいね」

  かくして、A氏は、B氏との下準備を終えて、颯爽とデート場所へ

来たのは、歳の頃、見た目二十歳、話しを聞くと四十歳、歩く姿は

七十歳とそのアンバランスがたまらず出るもの全て放出。

何と何を放出したかは、ご想像にお任せ。
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by warau_1 | 2006-05-24 08:12 | 恋人とエピソード

       行け行けどんどん、子煩悩 !

        やってられない、助けて!

  終戦直後から日本復興命がけ、今日ここまで辿りつくにゃ、国民涙

の物語、いくら語れど尽きることもなし。されど、語らにゃ後世に遺恨・

悔恨目白押し。天国良いとこと目白の将軍にらみを聞かせているけれ

ど、判らぬやからが増殖中。

 就職面接親同伴、大学入学親同伴、卒業式ともなりゃ、父兄の

ファッションショー。

 団塊世代の幼少時代、戦地より帰郷した兵役済ませただんな様、

兵隊気分抜けぬまま、子供・妻らにスパルタ対応。これに心痛めて

育ちし団塊世代。「あんなスパルタ、俺が親になったら一切すまい」

と心に誓し向きも多々ありて、育てし子らは、多くが自由奔放。

 そんな親の因果が報い、親殺し、子殺し、いじめ、学級崩壊、家

庭崩壊と自分に目覚めるどころか「我」に目覚め、手のつけられな

いやからを世に送り出し、挙句の果てにその反動が教育ママゴン

増殖招き、あっち向いてもこっち向いても、幼稚園、小中学校時代

から「お受験」騒ぎが収まらず、子供は学校放課後に塾から塾へ

の渡り鳥。帰宅する時にゃ、闇の中。

 裸でどろんこ遊びに明け暮れた団塊世代の幼少時代の欠片も

見当たりゃしない。人間これでいいのか神様に聞きたいところ。

  それも、たまには家族連れ、回転寿司に飛び込めど、順番

待ちで小一時間。席につけたら付けたで、そら忙しい。

  母親 「わたるちゃん、ほら、マグロの大トロだよ、お食べ。」

  子供 「う、うん」

  母親 「ほらほら、卵焼きも回ってきたよ。他の人に食べられ

      ない内にお食べ。」

  子供 「はい。」

  母親 「そら、来た来た、ハマグリだよ。おいしいよ。頭良く

      なるよ」

  父親 「なあ、子供に勧めるのもいいが、お前まだお茶しか」

  母親 「いいのよ、この子が頭良くなるものを選んであげない

      とね。」

  父親 「せめて食べる時ぐらい、ゆっくり食べさせてあげなよ。」

  母親 「だって、早く取らないと他人に持っていかれるでしょ。」

  父親 「そんな事を考えなくても、無くなりゃ注文すればいい」

  母親 「あんたがそんな甘い考えだから、この子がのろまなの

      よ。」

  子供 「自分で選ぶからママ自分の好きなもの食べればいい

      のに」

  母親 「やだねこの子は、あんたのために選んで取ってあげて

      るのに」

  父親 「回転寿司はな、好きなものを自分で選べる様に回転

      させているのだからね。」

  母親 「そんなこと、言われなくても判っているわよ。」

  子供 「お店の中で言い合いしないでよ。恥ずかしいよ。」

  母親 「パパも、ほらほら好きな河童巻きがきたよ。ほらほら」

  父親 「母さん、ここに寿司を食べに来たのだから、自分も食

      べたら?」

  子供 「ママ、忙しくてたまらないよ。」

  母親 「何を言っているの。渡る世間は、鬼ばかりだからね。」

  子供 「最初の鬼は、ママだよね。」

  母親 「おや、この子もよく言うわよね。本当の鬼は、『鬼は外』

      なのよ」

  子供 「そしたら、お父さんにご飯作ってもらうからね。」

  母親 「そっ、それじゃ、私が本当の鬼みたいじゃないのさ」

  父親 「『みたい』じゃないよ。本物さ。」

  子供 「そしたら『渡る世間は、神様ばかり』になるね。」

  待ち人たちが後ろに立って食べてる人々見つめながら

  待ち人母 「お父さん、こちらの席、もうすぐ空くわよ。」

  待ち人父 「えー、だってまだ一皿残っているよ!」

  待ち人母 「空くわよ。女の直感。だって夫婦喧嘩してるか

        らさ!」

  これぞ、正真証明、回転寿司のすしづめなり。
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by warau_1 | 2006-05-22 03:55 | 小話アラカルト

ぼく、焼き鳥食べたい!

   腹が減っては戦に勝てぬ!

   わが青春の塾経営時代のエピソード。思えば、はるか彼方の

その向こう、無鉄砲も座布団一つ持参で友人居住アパートに転居

して、向こう見ずの異名も欲しいまま。学生の分際で背に腹変えら

れず塾経営に乗り出して、生活費稼いでえやこらしょ。

  私     「この問題を答えられる人、手を上げてください。」

  マー坊  「はい、ちぇんせい!」

  私     「はい、マー坊、判るのかな?」(少し発育不測の幼稚園生)

  マー坊  「ちぇんせい、おしっこ!」

  私     「それは、大変、早く下着を着替えないと風邪引くよ。」

  マー坊  「先生、出ちゃった!」(立ち上がるやポタポタ股間から)

  私     「マー坊、そのまま、今、綺麗に拭くからね。」

  おもらしの後始末が終わり、再び授業をはじめると

  マー坊  「先生、はい!」

  私     「マー坊、今度はなんですか?」

  マー坊  「いい匂い、先生、焼き鳥の匂い!」

  私     「うん、いい匂いだね」

  マー坊  「先生、焼き鳥食べたい!買って!」

  私     「マー坊、今は授業中なので我慢しようね。」

  マー坊  「はーい!」
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by warau_1 | 2006-05-21 06:20 | 小話アラカルト

  これぞ正真証明「さが出る人生」だ!        

      時代の流れに取り残されて

  明治維新のその後にゃ「文明開化」が鳴り響き、鹿鳴館に「にわか

貴婦人」ひしめき合うも所詮、「錦を着てもサルはサル。」

  今時、平成年間IT時代花盛り、我も我もと草木もなびき、にわかIT

技師が増加して、世の中IT狂いのその果てにIT成金次から次に進出気没。

  団塊世代も遅れじとやおらPC叩けど追いつくわけも無し。それでも

IT分野で生きてきた団塊世代もちーらほら。

  出来ぬことまで「出来るよ」と告げて仕事にありつけど所詮見えてる

技術の立ち遅れ。いくら努力もプライドだけは、人一倍に備えていても

裏付けなきプライドは、詐欺にも当たる。

  いつしか妻なし、金無し、仕事無し、無い無い尽くしのその中で、

せめての慰めハッカーで他人データ覗き込み、酒のみながらのひと時

が麻薬のごとき君なりき。

  「妻になる女なら誰でもいいよ」と責任の欠片さえ持たず紐狙い、女

の尻を追い、次から次に毛嫌いされて、一人かもねむ夏の夜。

  寄ってくるのは、ゴキブリ、ねずみ、蚊柱、虱の行列と言葉も通じぬ

ものばかり。名前をつけて見つめてもどれがどれやらわかりゃせぬ。

  人の嫌がるハッカー行為続けりゃ地獄で閻魔様、「手ぐすね引いて

待ってる」と知ってか知らずかやめやせぬ。

  残りの人生知れたもの、せめて「去る鳥後を濁さず」と善行修養積

み重ね、「惜しまれ惜しまれ他界する」そんな人生創らねば、この世に

生をくれた神も嘆くよホーホケキョ。

  それでも「わかっちゃいるけど止められぬ」とばかり、世を恨み、逃

げた女房も恨みつつ、ハッカー続ける閉じこもり。

  こんな業を宿したるやからに幸が訪れる訳も無く、まじめに、貧しく

努力した人材と比較にならぬ。これぞまさしく「さが出る人生」なり。

 「こんな人生だれがした」そんな叫びが聞こえるが「そりゃあんた自

身」との回答以外に何がある。

 歌の文句じゃないけれど、「だけど行くとこ沢山ごさる空にゃ天国、

地にゃ地獄」それでも生きてる時にゃ、最後に待つは、ホームレス。

                            <人生綴り方日誌より> 

 
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by warau_1 | 2006-05-20 04:07 | お笑いだよ人生

痴呆の側の真実

    わからぬ相手に説明するが・・・・・!

  見える、見えない問われても痴呆の彼方の物語。時々映る幻影に

心躍るも家族にゃ見えぬ。見えりゃ痴呆と言われまい。

  まだら記憶の中で痴呆が進み、歳にゃ勝てぬか記憶の薄れ、

昔の話しは、記憶にあれど、目前の亭主・家族の顔形、思い出しても

浮かばない。「どこかで、お見受けいたしましたが、はて、どなた様?」

問われた本人「おら、おめえと長年連れ添った亭主だよ。」答えて

空しい反応見る度に、切ない思いが宿る父の顔。

  同居の家族も疲れが色濃く出るものの、つける薬がある訳じゃなし。

 母 「息子や、家の父さんの姿が見えないね!」

 兄 「母さん、目の前に居るのがおやじさんだよ。」

 母 「何を言うのここにいるのは、たこ坊主。父さんは、もう少し男前」

 父 「おまえ、俺のことが見えないのか!」

 母 「息子よ、このたこ坊主が物をしゃべったよ!」

 父 「いくら、頭が禿げ上がっているからと、そう禿げ禿げ言うなよ」

 母 「やだね。息子よ、このたこ坊主眩しくてしようがないから何とかし

てよ。」

 兄 「親父さん、ちょっと他の部屋へ一度引っ込んでから出てきてよ。」

 父 「しょうがねえな」(父、その場から一度去り、再度登場)

 母 「やだ、あなた、壁から出てきたの?いままでたこ坊主に睨まれて

いたよ」

 父 「おまえ、俺はさっきから、ここに・・・」

 兄 「まあ、まあ、言いなりに・・・・」(不満の父を静止)

 母 「まったくね。最近、たこ坊主が家の中にも出没するのにゃ閉口

するね。それにお父さんの首に絡み付いている女性は、誰かね。

やだね、人の亭主にさ。しっ、しっ」

 兄 「あのな、お母さん、その女性は、俺たちには見えないよ。みんな

が見えれば、確かに居るのだけれど、お母さんだけが見えるのは、

事実ではないのだよ。」

 母 「そうかね。私にははっきり見えるのだけれどね。そんなに私の周り

には眼の悪い人ばかりあつまってしまったのだね。ちゃんとみんな

歩けるのかい?」

 今亡き実母(93歳で他界)と家族のやり取りが鮮明に浮かぶ今日この

頃、いつも笑いの坩堝と化していた事が昨日の事の様に想起される今日、

父も90歳。

 「早起きは、三文の得」と言うけれど「長生きは、痴呆の得なのか?」
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by warau_1 | 2006-05-18 02:25 | 小話アラカルト

     話題は、何処まで行くの?

        たまに言葉で遊んでみては?

 時、夜の十時を回った頃、友人、久々たずね来て、仰天・満点・とこ

ろてん「こんなことがどうしてあるの」と叫ばずには居られぬ事態を体験

してきたと言う。 

裏通りにおいてあるタバコの自販機。11時に機械ストップは、恒常

的に定番。よって、当方に立ち寄る前に自販機でタバコを購入。

 友人  「おっス、しばらくだな!」

 私    「やあ、久々の御登場ですね。」

 友人  「ところで、珍しいタバコ出たみたいだな、ほら!」

 私    「へえ、随分コンパクトで綺麗な箱で仕上げてあるね。」

 友人  「二人で一服しようや。なっ、仕事は、休憩にして・・・・・」

 私   「分かった。そう、どんな味かな?」

 友人  「吸ってのお楽しみ。おおお、おおおこのタバコ四角だぞ!」

   箱を開けながら彼は、中から品物を取り出して

 友人  「なんじゃこりゃ。この方、四角のタバコ吸ったことないよ!」

 私  「あのさ、四角いの破って中を確かめたらどうだよ。」

 友人 「まっ、せかすなよ。おい、君!こりゃ、タバコじゃないよ」

 私  「中身は、なんなの?」

 友人 「スキンだよ。スキン!」

 私  「何?コンドームか?」

 友人 「どうやら、らしいね。あっ、当たりだ!どうりで五百円だ」

 私  「だって、タバコの自販機で買ったのだろ」

 友人 「そりゃそうだよ。参ったな!」

 私   「まさに、『すいたい』だな!」

 友人 「おいおい、こんな時に・・・・・・・・・・・」

 私   「ところで、君、確か長野県出身だったよね。」

 友人  「それが、どうかしたの?」

 私  「長野と言えば『小諸なる古城のほとり』の作者の出身地

だよね。誰だっけ!」

 友人  「ああ、藤村(とうそん)ね。」

 私  「彼、何でも二つ苗字を持っていたのだって?」

 友人 「まさか、どうしてなの」

 私  「受け売りなんだけれどね。たいとうを許されていたみたい。」

 友人 「何で?」

 私  「だってね、二つ苗字持っていたから」

 友人 「全然言っている意味がわからないよ。」

 私  「島崎(島崎)でしょ。それに藤村(ふじむら)・・・すなわち

『みょうじ対等』」 
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by warau_1 | 2006-05-16 05:48 | 小話アラカルト

      パパラッチならずばばラッチ!

    旅 は 道 連 れ 、 世 は 情 け

  秋葉原、通いなれたる道ゆえに駅に降りるやまっしぐら、電気機器

類店並ぶ通りに足を踏み入れる。前から歩いてくるお嬢様三人。

  コスプレ衣装に身を固め、可愛い身なり見せびらかして、街中闊歩

通りすがりの人々の眼も引かずにいない三人娘。

  パパラッチならずカメラ小僧が集まりて、カメラ向ければポーズ

とるコスプレ少女のモデルに早変わり。

  ついでにこちらも一枚写真撮らせてもらおうとカメラ向ければ、

にっこりと笑顔浮かべてブイサイン。

  デジカメスイッチ押したなら、画像収録できるはず。ところが

スイッチ反応しない、よくみりゃカメラのレンズが蓋したままだ。

慌てて蓋取りスイッチオン。されど音せぬデジカメよ。

  よくよく見れば、電池なし、そそくさと近くで電池を購入し、三人娘

にカメラを向けりゃ、被写体どこかに雲隠れ。

  「あたしでいかが」とばかりに老夫婦、カメラ見つめてブイサイン。

老婆は、白髪を紫色に染めて、旦那は、白髪いい男。

  コスプレ三人娘の熟れの果て、見つめてくれたカメラも下ろせず

「はい」パチリッ!

  すると老婆は、ポーズを変えて、にっこり笑い、カメラに近づき、

「今の写真を見せて欲しい」とせがまれて、見せた途端に笑いこけ。

何が笑いかわからずに、こちらも写真見た途端、絶句せずには、

いられない。

  画像に映っているものは、心霊写真ならず珍例写真。老夫婦の

足だけ映りて顔がない。無いものねだりもできないで、も一度写真

とるはめに。

  カメラ向けるとコスプレ三人娘、老夫婦の後ろを通過した途端、

カメラシャッターおとしたら、撮れた画像に老夫婦、髪の毛だけが

映ってた。 これぞ正真正銘「ものの毛老夫婦」なり。
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by warau_1 | 2006-05-13 17:30 | ビジターエピソード