<   2009年 11月 ( 3 )   > この月の画像一覧

トイレでタバコを吸うべからず

うっかり・ぽっかり・どっきりんこ

 夏も終わり、秋にもなれば肌寒し。光陰矢のごとく過ぎ去りて、物思いに浸るまま、もよおしたるは、出物

腫れ物ところ嫌わずの部類。

 物思いにふけりつつ、体は自然にに向かうよトイレの便器。タバコは、火をつけたまま、煙くゆらせながら

次から次に脳裏に浮かぶあれやこれや事柄に追いつ、追われつ用足すためにゃ、肌の寒さを耐えながら

めくるズボンの切なさよ。

太郎「おい、トイレに入るもいいけれど、大きいのか、小さいのか」

栄吉「そう、焦らすなよ。でるものも止まるよ。」

太郎「では、大きい方だな・・・・・」

栄吉「それは、言わずもがなだよ。」

太郎「おい、トイレから煙が出ているぜ。」

栄吉「いいんだよ。俺のタバコの煙だからさ」

太郎「ああ、タバコか。俺は、栄ちゃんが燃えているのかなと思った。」

栄吉「それにしても、最近の世の中、色々考えさせられる事が多いいよな。」

太郎「そりゃ、そうさ。これだけ情報が氾濫していれば、何が正しいのか選別するだけでも大変」

栄吉「うううん。」

太郎「今のは、僕の話に対する返事かい?」

栄吉「いやい、今のは、別口だよ」

太郎「そうだろうと思った。いやに返事に力がこもっていたからな」

栄吉「もうすぐ出るから待っていてよ」

太郎「いいよ」

栄吉「やあ、お待たせ。やっとすっきりしたよ。」

太郎「そうか、すっきりして良かったね。なんか前のほうから煙が出ているけれど」

栄吉「まさか、煙の出るほどのおならは、しないよ。」

太郎「良いから後ろを向いてごらんよ。」

栄吉「こんなもので良いかな」

太郎「おお、随分、すっきりしたんだね。」

栄吉「そりゃね。おかげさまでね。」

太郎「うん、お腹の中のものと一緒にズボンのお尻の部分もすっきりしたね。」

栄吉「それって、どういう意味?」

太郎「うん、お尻の部分のズボンが焦げて丸見えになつているよ。」

栄吉「えー、あー」触る手がくすぶる火の粉に火傷寸前。

太郎「なんだ、知っているのかと思ったよ。」

栄吉「まさに頭かくして尻隠さずだね。」
[PR]

by warau_1 | 2009-11-23 14:39 | 小話アラカルト

将軍家の御三家が・・・・・・!

何がなにやらとっても判らぬままに・・・・・気づいてィヒヒヒヒ !

 笑えども時が過ぎて一人笑う姿は、道行く人に首傾げられ、「季節の変わり目故かいな」と白い目向けられ

惨めになるも、出物・腫れ物ところ嫌わずと称し、心の底より込みあがる笑いを如何に抑えるか、それが問題

と空見て笑へば溝に落ち、惨めな姿さらすより、一人で笑うもまた良しとすべきかな。

 ある日、友人の訪問受けて迎えれば、一人にたにた入り来て

友人「おい、芳三さん、いるかね。」

芳三「まっちゃん、日曜は、暇だから来ると思っていたよ。」

友人「そうか、家を出てから笑いっぱなしなんだよ。」

芳三「何がそんなに可笑しいの。世間がこの不況にひーひーしているのに。」

友人「まあ、そう硬いこと言いなさんなよ。」

芳三「そうは言ってもね。これが笑わずにいられますかいな。」

友人「兎に角、何があったのか話してごらんよ。」

芳三「今朝ね、朝から妻と江戸時代の話をしていたのさ。」

友人「ほうほう、随分、高尚な話題のご夫婦だね。」

芳三「その通り、高尚な話題さ。江戸幕府を徳川家康が設置して300年の政権をしかけたと」

友人「それで、どこが可笑しいのさ」

芳三「それがね、話題は、徳川家の親戚の話になった時、妻がトイレに行くと席を立ったのさ」

友人「別に可笑しくないと思うけれどね。」

芳三「うん、そこまではね。」

友人「それで、どうなったの」

芳三「それで、妻がトイレでの音がしたんだ。そこから笑いが止まらなくてね。」

友人「そら、トイレでの音は、誰でも出すでしょう。」

芳三「しかし、その音がね。ィヒヒヒヒ。」

友人「その音が爆裂音でも上げたか」

芳三「いいや、僕の耳に聞こえたのがね。」

友人「どう、聞こえたの?」

芳三「それがね。キシュウキシュウ・ミトミト・オワリオワリと聞こえたのさ」

友人「その音って尿の音かな」

芳三「たから・・・・ィヒヒヒヒ、徳川御三家さ」

友人「参ったな」
[PR]

by warau_1 | 2009-11-05 02:11 | 小話アラカルト

老婆もまだまだ女性なの !

いいのよ、いいのよ気にしないでね !

八百屋の店先閑散と夜の街に灯りを灯す。店番するのは、八十歳女性。世間で言えば老婆の領域。

ピンクの頬に幾つも皺の波。そっと覗いて見てごらん。そこに未婚の女性の色香も漂う。

顧客「随分、遅くまでがんばりますね。」

老婆「あたしゃ、結婚もしないでこの歳まで八百屋で来てしまってね。」

顧客「これからでも結婚する相手がいたら結婚できますよ。」

老婆「そりゃ、無理と言うものよ。何しろ腰や足が言うこときかなくなってて来ているからね。」

顧客「おやおや、いかがされました。」

老婆「こうしたお店のお仕事していると一日立ちっぱなしでしょ。だからね・・・・・・」

顧客「それはそれは、大変だ。で、足の感じは、どんな状況なのですか。」

老婆「それがね、一度座ると立ち上がるまでがそれはそれは大変でね。特に膝がね痛くて」

顧客「そうですか。で゛は、指圧の心得があるので、ちょっと見せて下さいね。」

  顧客は、老婆の足の膝から足首にかけて、揉み解す手つきで慎重に様子を把握。

顧客「膝は、軟骨磨耗、足全体は、筋肉疲労てすね。」

老婆「あら、あんた判るのかい。凄い人なんだね。」

顧客「いえいえ、では、ちょっとだけ指圧してみましょうか?」

老婆「こんな店先でいいのかね。」

顧客「場所は選びませんよ。そのまま、椅子に座ったままでいいのですよ。」

老婆「あんたも忙しいだろう。こんな老婆の足のために足止めしちゃ申し訳ないよね。」

顧客「それでは、少しだけやって見ますので痛かったら言ってね。」

老婆「そんな、他のお客さんが見たら何て言われるやら・・・・店先で男に足を触らせていると」

顧客「そんなことないですよ。」

老婆「そうは言ってもあたしは、生娘た゜からね。」

顧客「それが他のお客を招くかも知れませんよ。」

老婆「でも、やはりいいよ。恥ずかしいからさ」

   そう言いながらもさっさと靴を脱ぎ始める老婆。

顧客「おやおや、この足は、八百屋さんだけに、このままだと大根足と言われますよ。」

老婆「そうだよね。あたしも気になっているのだけれどね。」

顧客「しかし、少し指圧すれば、見違える程の足になると思いますよ。」

老婆「でも、綺麗な足に本当になるかね。」

顧客「そら、やって見なければ何とも言えません。」

老婆「それじゃ、お願いするかね。」

  しばらく指圧後・・・・・・・・

老婆「ああ、ああ、ああいいわ。こ、こんなに足が細くなって、まあ、どうしましょう。」

顧客「これまでと随分、見違える感じになりましたね。これまで、指圧などしたことは・・・・?」

老婆「ないない、まったくないよ。ああ、私の足が大根からにんじんに化けたみたいだね。」

顧客「ほら、ご覧なさいな、隠れていた乙女の足に戻りましたよ。」

老婆「あら、あんた凄いね。なら、こっちの足も良いかね。」

顧客「どうぞ、どうぞ、反対の足を出してくださいね。」

  反対の足を指圧している間に綺麗になった指圧後の足が貧乏ゆすりをして、鼻歌が出始めた。

いつまでも乙女の姿でいたい女性の思いが浮き彫りとなった一幕。
[PR]

by warau_1 | 2009-11-03 12:13 | いやいやも・・・の内