いつもの様に・・・・歩いていたのに!

時には、○○の様に・・・・

 「出物・腫れ物ところ嫌わず」と決まり文句のその世界、歩いて歩いてダイエット

漫歩計を腰にぶら下げて、歩きつかれて芝生に腰を下ろして、やがて再び歩くのと

腰を上げたるその時に、思わず発射のシグナル鳴り響き、後ろで食事していた中年

のおば様、その音、くしくも耳にして、噴出したるや声上げて、ついでに飛ばす

口の中の食べかすが、飛んでくるくるびっしゃりと・・・・!

おば様「あら、ごめんなさい、余りの突然の事でした物ですから・・・」

青 年「こちらこそ、予期せぬことでしたもので・・・・」

おば様「互いに予期せぬ事でしたから、お許し願いたいわ!」

青 年「いいえ、許すも許さぬもありませんよ・・・あっ失礼!出発です。」

ー「ぶりりりー!」と残した臭いに流石のおば様、驚きメガネがずり落ちてー


おば様「ちょっと、ああた、待ってよ、私にも意地があるのよ、いらっしゃい!」

青 年「そう、言われても先を急ぎますので・・・・」

おば様「時間は、取らせません、こっちに来て・・・」

ー言われるままに近寄る青年が眼前に来るなりおば様、くるりと回転したかと思うとー

青 年「えっ、今の地震でしょうか?」

おば様「とんでもないわ、お返しですの・・・イヒヒヒヒ!」

青 年「いや、この懐かしい香りは、キムチかな・・・・!」

おば様「当たりよ。キムチダイエットの最中なの・・・!」

ーそういい腰振る様子は、ビヤダルの吊鐘さながらー

青 年「いや、見事に肉付けされましたね。」

おば様「やだよ、これでもダイエットしてると言ってるのに」

青 年「ダイエットなど必要ないですよ。」

おば様「あら、それは、どういうことかしら」

青 年「もう、そのままで、十分、見ごたえがありますから・・・・」

おば様「それって、美しいと言うことなのね。あなた、素敵な青年ね。」

青 年「そろそろ、出発の時刻ですので・・・発車!」

ーと一言を残しながら、激烈なお土産を残して走り去った青年ー

おば様「ああ、これが青年の香りなのね・・・・・感激!」
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# by warau_1 | 2011-04-19 00:56 | もういいかい

ちょっとした言葉が・・・・・・ありゃ!

歌は世に連れ、世は歌に連れ!

テープレコーダーを片手に、カラオケ通い、朝に夜に歌三昧。声も身体もからから、

ついでに財布もからからに、ヒトカラ生活数ヶ月。歌った歌の数すらも数え切れない音痴歌。

太郎「おいおい、最近、ヒトカラにご執心とかメールもらったけれど、調子はどうよ。」

与作「太郎ちゃん、歌は、奥が深いね。」

太郎「そりゃ、そうだよね。みんな、歌手になるには、血反吐を吐くくらいだからさ。」

与作「太郎ちゃんは、歌は、どうなの?」

太郎「僕は、歌よりゴルフなんだよ。」

与作「そうか、ゴルフじゃ、分野が全然ちがうから、余り僕の話しには、関心ないね。」

太郎「でもね、歌を聴くのは大好きだよ。」

与作「そっそりゃ、うれしいね。」

太郎「そりゃ、僕も日本人だから、日本の歌は、好きだよ。滅多に歌わないけれどね。」

与作「そうか、じゃ、僕の歌をこのテープレコーダーに収録してあるので、聴いてね。」

太郎「あっ、テープに録音してあるのか。よし、聴かせてよ。」

与作「えっ、聴いてくれるの。」

太郎「そりゃ、友達の歌声を聴いてみたいと思うのは普通だよ。」

与作「そういってくれると、嬉しいよ。じゃ、テープを再生するね。」

~それから、延々とテープレコーダーは、与作の歌声で十二曲が・・・・・~

与作「まあ、こんな感じで録音したんだ。」

太郎「へえ、色々な歌を知っているんだね。それにしても・・・・・」

与作「それにしても・・・なに ?」

太郎「これだけの曲を自分でテープに録音したのか。大変だったでしょう! 」

与作「そりゃ、もう、一生懸命だったからね。どうして、そう思うの・・・」

太郎「だってさ、聴くだけでも疲れるのだから、録音はもっと大変だと感じたから」

与作「そうか、聴くだけでも疲れたのか・・・・・」

太郎「そう、しょげた顔するなよ、下手な歌と言っているわけじゃないからさ」

与作「うっうん。」

太郎「まあ、赤ん坊にだけには聞かせない方がいいよ。寝つきが悪くなるからね。」
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# by warau_1 | 2011-03-04 15:39 | 笑う門には福が来る

様々なキスのかたちがあるものだ !

老いらくの恋もグループ・ホームや様々な集いじゃ花々し!

「花も嵐も踏み越えて、行くは男の生きる道」一途に思ったあの人を老いても

忘れるはずもなし。

生きてる間に今一度、恋に落ちて見たいもの。かの人に似たりと思わば、追いかけ

りゃ、袖にされ「山のあなたの空遠く幸い住むと人の言う、ああ、我他人(ひと)と

連れ行きて、涙さしぐみ返り来ぬ」と再び探すもいずこの秋も同じ夕暮れ。

そんなある日に辿りつきめでたい話が飛び込んで思わず話に花咲く恋談義。

田吾作「やあやあ、お久しぶりだね。」

義 経「ようよう、元気じゃったか、お主も・・・・」

田吾作「随分と頭も薄くなったものよのう」

義 経「そう言うお主の頭も光り、輝いておるの!」

田吾作「そりゃ、もう、朝晩磨きをいれているからね。」

義 経「ところで、一昨年、同窓会で語っていた式部似の彼女とは、どうなった

    かね!」

田吾作「いやいや、それが聴いて欲しいね。聴くも涙の物語があるね。」

義 経「ほほう、聴かせていただきたいものだね。」

田吾作「ある日、さる場所、デートが成立、横浜、外人墓地を見晴らす丘の上」

義 経「いいね。いいよ。楽しみだね。その先は・・・・・?」

田吾作「式部似の冨美ちゃんに言い寄った。その時・・冨美ちゃんが『そっとよ!』」

義 経「何をそっとなのかな・・・・」

田吾作「もう、この時を逃してはならぬとばかり抱き寄せてがっしりと抱き唇を」

義 経「そ、そして・・・・・・・ゴックン」

田吾作「思い切り私の唇を彼女の唇に合わせた。あまり抵抗しない彼女、嬉しかった。」

義 経「で、ホテルに行ったかね。」

田吾作「ここからが大切、聴いて欲しいのさ。重ねた唇は、互いの体温で生暖か

    くえがった。

    しかし、口を開けて彼女の唇の中に侵入しようとした時、急に口の中が

    涼しくなった。」

義 経「おいおい、幽霊との接吻じゃあるまいし、何があったの・・・・」

田吾作「そうなんだよ。我が口の中に座していた部分入れ歯が彼女の口の中に飛び

    込みおった。」

義 経「なんじゃと・・・・・!部分入れ歯がね・・・」

田吾作「あわてて、彼女の口の中から自分の口に戻そうとしたが、時既に遅く彼女

    の口の中に、我が部分入れ歯はなし。」

義 経「なっなに、では、彼女が呑み込んでしまったのか・・・」

田吾作「一瞬、その様な思いが脳裏をかすめると心配で心配で・・・・」

義 経「けっ、結論は、どうなったの・・・」

田吾作「濃厚なキスを終えて、彼女がプレゼントがあるから目をつぶり口を開けて

    と言うから言われるままにしたら、彼女の手が我が頬を押さえ、口の中に

    彼女の指が入った。」

義 経「まさか、指で口の中をまさぐるとか・・・・」

田吾作「そんな彼女じゃないよ。開けた私の口の中にカチッと部分入れ歯を戻して

    くれたわけ。」

義 経「ほう、彼女はマジシャンみたいだね。」

田吾作「それで、別れ際に『入れ歯だったのね。うふふふふ』と笑いを残し去った。」

義 経「中々優しい女性ではないかいな。」

田吾作「それから、何度電話しても出てくれない。終わったのかもと嘆いていたら、

    彼女から電話が・・・・・」

義 経「よかったじゃないかね・・・」

田吾作「その電話の内容がね・・・・・」

義 経「素晴らしい内容だったのか・・・・」

田吾作「彼女が告白したいというのさ」

義 経「年齢的には、まだ五十代の独身女性と見受けているが、いよいよ、君への

    愛の告白か」

田吾作「それがね。『実は、私は総入れ歯で年齢、八十歳』とのこと・・・・」

義 経「えっ、彼女が八十歳、たまげたね。一目見た感じでは、五十代後半にしか

    見えないけれどねぇーーーで、どうなったの」

田吾作「これが本当のはがゆい恋なのかもしれませんね・・・・ぐふふふふ」
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# by warau_1 | 2011-02-14 02:41 | 恋人とエピソード

菅からかんのカン !

東大目指す受験生もオタオタ!

あの日あの時、番付に受験番号掲載されて、東大受験に合格したと、知ったその日から

人生の目的失い、何もなし!

そんなやからを尻目に「東大合格通過点」と脳裏に焼きつけ戦う男、燃えるロマン。

目指すは、総理大臣、国連事務総長。官庁に入省するや「東大出にあらねば人でなし」

そんなコンセプトを先輩官僚から聞かされて、「奴らも哀れな落ちこぼれ」と感じて

二度と付き合う時間もとらず。

目指す道の阻害要因の思いや人材切り捨てて生きる男の侍が影じゃいつしか悪者に。

目的なしに生きるほど銭ゲバ・酒飲み・女たらし、加えて博打三昧明け暮れて、つくる

借財日々増えて汚職三昧アルコール漬け。

やっと見つけた恋人と結婚したのもつかの間、わび・さび・きびも理解せず受験勉強に

明け暮れて育ったやからのなれの果て、嫁に見下れ反を突きつけられて泣く泣く別れた

東大卒のろくでなし。

一念発起と代議士に挑戦するも落選続き、目標失う人生に生き甲斐・遣り甲斐ありゃ

しない。それでも消えぬプライドが先々の道を阻害して見えぬ未来に失望し、あの手

この手と策を弄しても、所詮、できそこないに花道できる訳もなし。

 総理大臣になること目指した東大出、周りに振り回されることもなく、すいすいと

大蔵省の官僚幹部にのし上がり、気付けば事務次官に推挙され、総理大臣への道も・・・

あちらこちらと天下り手元に残る資金もサラリーマンの五倍・十倍と金まみれ。

それでも満たされぬ思いから選挙に打ってでりゃ、選挙に当選ありゃりゃのりゃ。

やがて聞こえるお誘いの声声に見向きもせずに総理の階段を一歩一歩歩みつつ、

総理となりて何やるべきか不明のままでは、らち明かぬ。

さりとて、付け焼刃の愚を重ねるわけにも行かず喘ぎながらも総理を目指す東大出。

すっからかん総理になって欲しくないものだ!
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# by warau_1 | 2010-12-03 11:22 | ラップ文学

餌がたりなきゃ、マーエーさ、何でも食べる鳩ポッポ  

 鳩もさるものつっつくもの !

 時の経つのは、早いもの。「光陰矢の如し」と言われるのも、仕方なし。正月に新調背広

に糞を掛けられて、糞害やるせなく年が明けて運がついたと笑いの種に。

 そんな年の暮れに程近く、秋空と冬空の狭間に生じた快晴に、思わず最寄公園散歩する。

 セレブのマネタリアンらがペット連れ、我が物顔にたむろする。

 そんな井戸端会議を尻目に近くの会社のサラリーマンがベンチに腰を下ろして昼食時間。

隣の席に腰掛けた職人風の旦那様。やおら弁当広げ食べ始めるや寄ってくるくる鳩ポッポ。

 食事が終わるや職人風旦那様、口から何か手のひらに乗せたじゃありませんか・・・・。

サラリーマン「旦那、今、何か手の上に出されましたが、腐ったものでも・・・・」

職人風旦那様「いえねえ、私の周り、御覧なさい、餌を求める鳩ポッポ。」

サラリーマン「まったく、嫌になりますね。可愛い反面、困り者ですね。」

職人風旦那様「そうは言ってもね鳩も生き物、食べなきゃもたないからね。」

サラリーマン「そりゃ、そうでしょうが・・・・」

職人風旦那様「昼時ともなりゃ、あんたも飯を食うのと同じさ。」

サラリーマン「すると先ほど、お口からお出しになられたものは・・・・」

職人風旦那様「ああ、あれね。見てれば判るよ。」

サラリーマン「はあ・・・・・」

 やがて、職人風旦那様の周りに鳩の群れが押し寄せ、クルクル周りをうろつき

何かをねだるそぶりが止まらない。そこに職人風旦那様、握っていたものを

手の平を開き、鳩の群れに差し出した。

サラリーマン「旦那、そ、それは・・・・」

職人風旦那様「見ての通り、ワシの入れ歯じゃ。」

サラリーマン「なぜ、なぜそんなことを・・・・・」

職人風旦那様「持ちつ持たれつって奴かな。」

サラリーマン「どんな風にもちつ、もたれつなのでしょうか?」

職人風旦那様「ほらほら、見てごらんよ。ワシの入れ歯をつっついているで」

サラリーマン「はあ・・・」

職人風旦那様「まあ、鳩はワシの入れ歯に付いている食べかすを食べる。ワシは

       歯を磨かなくてもきれいになるということさ」

サラリーマン「つまり、もちつもちれつですね。歯が立ちませんね。」




 
 
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# by warau_1 | 2010-11-30 14:40 | 小話アラカルト

秋の味覚が、えっ、うっそー!

天高く馬肥ゆる秋に珍料理登場

 秋の夜長を過ごすにも唇寒し食べ物求め、部屋の中をうーろうろ。

泣いても笑っても時すでに年末に向けて突っ走る時間・日程。

体鍛えて耐え抜いて、更なる良き年迎えると腹も鳴る鳴る法隆寺の鐘。

友人「こんばんわ。元気かな・・・・!」

当方「元気だけれど、折角の秋に味覚の秋と洒落込みたくてね」

友人「それなら、いいものあるでないの」

当方「なになに、教えてよ」

友人「何種類かの新鮮な野菜を揃えて、フライパンに乗せ、軽く炒める」

当方「それって、野菜炒めの事でしょ。」

友人「これすなわち『新撰組』と言う名前の料理。すなわち、新鮮な野菜

   を組み合わせるからね」

当方「なんだ、親父ギャルだね。」

友人「それを言うなら、オヤジギャグだろう!」

当方「他にいいものないの」

友人「とっておきがある」

当方「えっ、本当か」

友人「まずね、鶏肉があるでしょ、これを塩茹でするのさ。それに酢も用意」

当方「それから・・・・・」

友人「秋の味覚の王様は、栗でしょ。この三種の食材が重要。」

当方「へえ、面白い取り合わせだね。」

友人「男なら大好きなものさ」

当方「で、どうやって食べるの?」

友人「つまり塩茹でした鶏肉と栗を小さく切って又煮るのさ。仕上がったら酢

   に漬けて食べるんだ。」

当方「それって、何と言う料理」

友人「言わせるのかよ。栗があって、鳥があって、酢となりゃわかるでしょ!」

当方「ぎゃははははは! 判った。早速、今夜は、食材そろえていっこんやろう。」
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# by warau_1 | 2010-11-18 19:01 | 小話アラカルト

道に詳しいと言うけれど・・・・・・・!

そこそこ、そこがいいのよ

 人には、「無くて七癖」と言う事が昔より言い伝えられ、気付いたその時、

癖が地になり、地は抜けなくて挙句の果てにどつぼにはまってどっぴんしゃん。

友人 「何処に行くのにも、同じ道を言ったり来たりするのが嫌い」

当方 「確かに代わり映えがないからね。でも地図に詳しくないと・・・」

友人 「地図は、頭にあるから大丈夫。」

当方 「それなら、これから散歩に出ようか」

友人 「いいね、いいね。丁度、時間を持て余していたんだ。」

当方 「それじゃ、荒川の河川敷でも・・・・」

友人 「いやいや、それよりも街の中を散歩しようよ。」

当方 「うん、いいよ。」

友人 「じゃ、亀戸から錦糸町まで歩こう。」

当方 「いいとも」

友人 「こうして、散歩するのも何年ぶりかな。」

当方 「うん、久しぶり」

友人 「ねえ、この道は、一方通行だからまっすくいけないね。」

当方 「われわれ、車に乗っているわけじゃないから、一方通行関係ないよ」

友人 「そうか、つい、車に乗っている時の感覚が根にあるから・・・」

当方 「あれって、錦糸町の駅かな・・・」

友人 「近くに行ってみよう。」

当方 「あれ、亀戸駅だって。われわれが出発した反対側の出口だ。」

友人 「たまには、こんな事もあるさ。」

当方 「じゃ、もう一度、錦糸町に向かおうか」

友人 「いや、平井に向かおうよ。」

当方 「どうして」

友人 「だって、禁止町と言うくらいだから。」

当方 「で、どっちに向かうの」

友人 「この道をまっすぐ突き抜けると平井駅だよ。」

当方 「そう、どうでもいいけれど、突き当たりになっているよ。」

友人 「だれだ、俺に断らずに袋小路にしたのは・・・・・」

当方 「地図に詳しいと言っていたけど・・・・・・誰かさん」

友人 「たまには、当たるも八卦、当たらぬも八卦、はっけよい残った!」

当方 「残ったお土産なんじゃいな」

友人 「目の毒、気の毒、不義の毒」

当方 「とうとう、掛け合い漫才になっちゃった」
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# by warau_1 | 2010-08-31 10:50 | 小話アラカルト

親ばか、釣りバカ、客バカ三昧 !

ああ、釣った魚は、大きかった !

 親子水入らずの日曜日、釣りにでかけりゃ、気も晴れて子供は、親父とランランラン。

妻は、「亭主元気で留守が良い」。釣りにも色々ありて、海釣り・川釣り・丘釣りと

亭主の心も複雑怪奇、久々電車に乗りて観る女性、次から次と美人に見える。

 「他人の芝生」と言うけれど、ついつい比較の妻の顔。

 子供を見れば洟垂れ小僧となさけない。少しでも綺麗につくろって自慢の息子に

仕上げたや。ああい、仕上げたや。

 釣りに行くの張り切る息子、別の息子も張り切ってくれると良いのだが・・・・・!

父親 「太郎、そろそろ釣り場につくからね。忘れ物するなよ。」

太郎 「大丈夫だよ。たまに父親を忘れるけれどね。」

父親 「バカ、言ってるな。ほら、駅についたよ。」

太郎 「うん、さっきから、いろんな駅にこの電車着いているよ。」

父親 「だから、降りる駅に着いたよ。」

太郎 「あれ、朝に言っていた駅は、川崎でしょ。さっき、止まって通り過ぎたよ。」

父親 「そうか、じゃ、ここで降りて歩いて戻ろう。」

  なんだかんだで到着した川崎港の岸壁に釣り場を求める親子連れ。

父親 「この岸壁で座ろうか。」

太郎 「座ってもいいのかな!」

父親 「何か看板でも立っているのか」

太郎 「だって、母親の上に座ったら悪いでしょ。」

父親 「太郎、何を言っているの、われわれは釣りに来たんだからね。」

太郎 「いいのかな・・・!」

父親 「何でだ・・?」

太郎 「だって、『岸壁の母』と言うでしょ。」

父親 「そりゃ、歌のタイトルだよ。」

 二人の問答を近くで見ていた老人曰く「どっちもどっちだよな」とつぶやく。

太郎 「父さん、かかったみたいだよ。こんなに竿がしなだれているよ。」

父親 「竿がしなだれたら、気をつけろな」

太郎 「年とるとみんなそうなの」

父親 「何の話しているんだ」

太郎 「竿の話しだよ・・・・・!おっ、かかったかかった。」

父親 「えっ、釣れたのか」

太郎 「釣れた。釣れた。」

父親 「何が釣れた」

太郎 「長靴が釣れた。」

 暇なレジャーもあるもので、じっと待つこと十時間。長靴釣れたが最後何もなし。

これをじっと始めから最後までじっと見ていた老人もいる。
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# by warau_1 | 2010-08-20 09:40 | 小話アラカルト

オッぺケペー、オッぺケペー

オッぺケペー、オッぺケペー、オッぺケベッポー、ベッポッポ !

「 隣は何をする人ぞ」知るも知らぬも「我関せず」と見て見ぬ振りは、当たり前、

そんな世の中に誰がした。お前だ、俺だと騒いでいるうちゃまだ救われる。

 生死を前に無視するやから次から次に現れりゃ、この世は地獄か奈落の底か、人

に言えずに反省しても、誰も気付いちゃくれやせぬ。

 生涯呵責を背負いつつ、消える日を待つオッぺケペー。

 せめて、償いとばかりに優しさ振り撒きゃ、舐められる。それも修行と諦めて

胸の痛みを少しづづ軽くしたいと祈る思いも他人の幸せばかり。自分は

「野となれ山となれ」開き直ったその時に、見える悟りが幸せもたらすオッぺケペー。

他人の物を掠め取り生きる姿を見るにつけ、哀れと思う傍らで明日はわが身と

心痛める事もある。

 幾ら財産手にしても所詮あの世にゃ運べない。資財を残せば親族・家族骨肉の

闘争招く火種に過ぎぬよオッぺケペー。

 金の動きに一喜一憂みじめさが脳裏に浮かぶあほらしさ。俳人山頭火さえも

世を捨てて、生きるよすがに自由俳句をたしなめて、「飯のうまさが青い青い空」

と野原に置く身の自由を「草木塔」のタイトル「旅心」に書き記したり。

 生きてる事の意味を探りて何百年。過ぎた年月重ねても得られたものの空しさが

神に両手を合わす祈りに代わり、今日の命に感謝を込めて明日の命をなお願う。

 十円玉一つ賽銭箱に投げ入れて、「三億円の宝くじ当ててくれよ」と祈る人も

居る。受ける神様ずっこけて心身症になるわいな。

 「人の噂も七十五日」と何を言われ囁かれても腹の立つのも抑えつつ、生きる

命の世知辛さ。

 明日は嵐か台風か人生ばら色ばかりの道もなし。いばらの道こそ当たり前と

思える時にやってくる春風夜風の有難さ、身に沁みる世の情けこれぞ幸せと

心に宿る温もりが涙を誘うよオッぺケペー。(「詩楽麿」綴り方日記より)














 
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# by warau_1 | 2010-08-10 11:41 | ラップ文学

言葉のアヤに翻弄されて・・・・・

まさか、まさかのドッキッキー !

「他人様の話は、良く聴くことよ」と両親からの教えは、この歳となりても

心と脳裏に焼きついているものの、ウザイ話にゃ聴く耳持たぬ。それにつけて

も、人様の話しにゃ裏も表も重なりて、あれよあれよと意に反する流れが生じ

とめどなく事が進むも、ああ悲しかりけり。

実母 「ねえ、そろそろお休み。明日から学校始まるのでしょ。」

息子 「うん、分っている。父さんが帰るまで、待つよ。」

実母 「やだね。倒産しやしないよ。心配しないで早く寝なさい。」

息子 「違うよ。父さん来るまで、と言ったのさ。」

実母 「えっ、お父さんは、電車で行ったよ。車は、車庫に入ってるよ。」

息子 「だから、おやじが帰るまで待つよ」

実母 「あのね、親の事を『痔』などと言ってはだめよ。」

息子 「母さん、良く聴いて。お父さんが帰って来るまで起きているよ。」

実母 「なんだ、お父さんが家に戻るまで寝ないでいたいのね。」

息子 「そうだよ。さっきからそう言っていたのに・・・もう」

実母 「牛じゃないんだから、『もう』なんて言わないの」

息子 「じゃ、何て言えばいいかな。」

実母 「それなら『もう』じゃなくて『めええ』ならいいわ」

息子 「なっ何で・・・ヤギに」

実母 「可愛いわよ。」

息子 「皮にしたら可哀想だよ。」

実母 「何でヤギを皮にするの」

息子 「『皮いいわよ』と言うからさ・・・・・!」
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# by warau_1 | 2010-08-09 03:34 | 笑う門には福が来る