定額給付金で間に合う訳もなし!

借りた俺が悪いのか、貸したあなたが悪いのか!

どこで道間違えたか借金地獄、デフレの最中に稼いでも次から次への返済催促で

入った資金は、右から左。流れ流れてどこへ行く。泣いて救われるものならば、何日

でも泣きはらす。泣いて解決つかぬ故、自己破産せよと人は言う。自己破産するにも

金がいる。そんな金ありゃ返済に回す。矛盾だらけのこの世には、未練もないよと腹

くくり、川を見つめてよからぬ事を考える。それでも「冷たそうだよ」と脳裏をよぎる。

それなら高いビルから人っ飛びとおもいきや、えらく痛そうで、これもだめ。

せめて、定額給付金をもらって、一時しのぎして、ゆっくり考えようと、帰る家もありゃしない。

夜空を仰いで空腹我慢、明日には、明るい日がくるものと静かに眠りにつこうにも

心と腹に沁みる北風が何故か首元で渦を巻く。

 人の心は、見て見ぬ振りに馴れ、ホームレスと侮蔑の眼差し注ぎつつ無言で

立ち去る夜の道。リストラされても生きている時間は、だまって経過する。

 「こんな私に誰がした」つぶやく一言、空しく消えて夜風が運ぶネオン街。

時は流れていつまでも、向かい風が止まぬまま、朝がやってくる。

ホームレスA 「お宅もリストラ組ですか」

ホームレスB 「いえね、仕事なくした野良猫みたいなものですよ。」

ホームレスA 「そんな投げやりにならないほうがいいですよ。山の遭難みたいなものだから」

ホームレスB 「そうなんですよ。やまがはずれて、このざまですからね。」

ホームレスA 「助けのザイルが届くまでじっと我慢するのが一番ですよ。」

ホームレスB 「そういうお宅もさむそうですね。」

ホームレスA 「寒そうなんてものじゃないですよ。凍てつく思いですわ」

ホームレスB 「私の上着を貸しましょうか。」

ホームレスA 「そんなことすりゃ、お宅が風邪引き、もちないですよ。」

ホームレスB 「持つか持たぬかやってみなきゃわかりゃしません。」

ホームレスA 「では、少しの間だけでもお借りしますわ」

ホームレスB 「どうぞ、どうぞ。私の汗の臭いが臭いかも・・・・・・」

ホームレスA 「臭いくらいは、ご同様だから、気にしませんよ。おおお、暖か・・・・・!」

こんな悲劇の中だから相手を思う心も生まれるものの、所得万端ならば、素通りする

人のエゴの裏悲しさよ。

 道を歩けば、自転車、自動車が邪魔、車に乗れば歩く人が邪魔。自分だけの世界を

見つめるやからの愚痴が聞こえてくるわ。

 せめて、定額給付金をいただくまでは、死ねないと路上の片隅に身を丸める若者二人。

二月一日に支給とされる定額給付金、至急支払えるのか疑問が残る。

 それまで、路上生活待てるのでしょうか・・・・・・・・・・・・・・!合掌
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by warau_1 | 2009-01-08 23:33 | お笑いだよ人生