踏んだり蹴ったり何処まで続く !

不運の連続、何時まで続くのか 

 人の人生幾らでも変える事もできると言うけれど、一度とりつかれた不運には、あれもこれもと続くもの。

誰に言われても飲み打つ買うが治らない。そんな己を恨みながらも止まらない、どうすりゃ良いのと友人

尋ね、ヒントもピンと来ないのは、誰が悪いの自分が悪い。

当人「俺は病気だ。布団に穴あけて、テレビでも見ていたい。」

友人「何をそんなに憂いでいるの。」

当人「よくぞ聞いてくれました。さすが友達だよな」

友人「解ったから何があったのか話してごらんよ。」

当人「今朝、早朝に自動車で高速道路を飛ばして競艇の前売り券を買いに行ったのさ」

友人「なに、また買いに行ったの。今年に入ってから既に二千万円も使っているんじゃないの?」

当人「まあ、親からの遺産が数億円あるから大したことないよ。」

友人「それで、どうしたのさ」

当人「先ほど、三レースを見ていたら、5-1-4を十万円買っていたらね」

友人「当たったのか」

当人「そう、ゴール直前まで買った通りに走っていたのさ。」

友人「良かったね。で、その通りにゴールしたのでしょ。」

当人「それが、よし当たったと思い払い出しコーナーに向かったら、会場がどよめいたのさ」

友人「舟が燃えたのか」

当人「燃えるなら諦めもつくが、舟の尻から潜ってしまったのさ。で、パーだよ。」

友人「そうか、そりゃ、残念だね。」

当人「それで、見てられなくて帰ろうと思って駐車場に戻ると車がない。」

友人「そりゃ、大変なことだね。で、どうしたの」

当人「タクシーで帰ってきたのさ。で、家に入ろうとしたら鍵がない。」

友人「いや、色々重なるものだね。」

当人「そこでな、管理を任しているビル管理会社を訪問して、鍵を借りようとしたら担当者が休み」

友人「そこで、やっと探し当ててもらったのかい」

当人「そら、社長に言って金庫から出してもらったよ。それで部屋に戻り玄関で転んだよ。」

友人「もう、博打は辞めた方がいいね。」

当人「それだけで、終わればかわいいものよ。」

友人「えっ、まだ何か」

当人「それがね。冷蔵庫から食べ物をだそうとしてみたら、みんな腐っていたんだ。」

友人「そりゃ、博打ばかりしてるからだよ。」

当人「仕方なく、近くのレストランに行ったら本日休業だと。もう、やだ。」

友人「そりゃ、大変だ。寝るにかぎるよ。果報は寝て待てというでしょが。」
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by warau_1 | 2009-04-25 04:33 | 小話アラカルト