意地悪するのもほどほどに
忙しい喫茶の店頭カウンター、売り娘を揶揄して・・・・・・
暑い暑いと語る間に、何時しか秋風忍び寄り、衣替えの時節になりにけり。残暑に追われて飛び込んだ
喫茶も賑わう夕暮れ時よ。笑いの少ない一日が過ぎて行くのが切なくて、一人喫茶でしけるのもたまにゃ良い
よと自分に言い聞かせ、カウンター前に並ぶ客の列の最後尾に並んでみた。
手さばき見事に処理する売り娘、可愛い笑顔にいやされながら、見つめている間に順番到来。
売り娘「いらっしゃいませ!。今日は。ご注文は・・・・・・」
当 方「アイスコーヒー」
売り娘「はい、分かりました。Mでしょうか、Sでしょうか?」
当 方「あのー、「S」でも「M」でもないんですが。」
売り娘「は?」
当 方「だから、SとかMの趣味はないんです。」
売り娘「あの、サイズのことですが・・・・・・」
当 方「えっ、サイズまで言わなきゃいけないの・・・・・・・!」
売り娘「はい、サイズに合わせたものをご用意しておりますので・・・・・」
当 方「えっ、そんな、サイズは・・・・・・十五センチかな・・・・・」
売り娘「はい、では、Lサイズですね。」
当 方「あの、もっと大きいの知っていますが・・・・・・」
売り娘「は?」
当 方「だから、もっと大きいのを・・・・・」
売り娘「申し訳ございません、当店では、LLサイズは、ありませんので・・・」
当 方「分かりました。」
他の客「だんな、その辺で勘弁してあげへなよ。」と笑いながら・・・・
当 方「では、それください。」
成り行き見ていた後ろに並ぶ客の顔には笑顔がこぼれ、知る人ぞ知るの世界が広がった。
暑い暑いと語る間に、何時しか秋風忍び寄り、衣替えの時節になりにけり。残暑に追われて飛び込んだ
喫茶も賑わう夕暮れ時よ。笑いの少ない一日が過ぎて行くのが切なくて、一人喫茶でしけるのもたまにゃ良い
よと自分に言い聞かせ、カウンター前に並ぶ客の列の最後尾に並んでみた。
手さばき見事に処理する売り娘、可愛い笑顔にいやされながら、見つめている間に順番到来。
売り娘「いらっしゃいませ!。今日は。ご注文は・・・・・・」
当 方「アイスコーヒー」
売り娘「はい、分かりました。Mでしょうか、Sでしょうか?」
当 方「あのー、「S」でも「M」でもないんですが。」
売り娘「は?」
当 方「だから、SとかMの趣味はないんです。」
売り娘「あの、サイズのことですが・・・・・・」
当 方「えっ、サイズまで言わなきゃいけないの・・・・・・・!」
売り娘「はい、サイズに合わせたものをご用意しておりますので・・・・・」
当 方「えっ、そんな、サイズは・・・・・・十五センチかな・・・・・」
売り娘「はい、では、Lサイズですね。」
当 方「あの、もっと大きいの知っていますが・・・・・・」
売り娘「は?」
当 方「だから、もっと大きいのを・・・・・」
売り娘「申し訳ございません、当店では、LLサイズは、ありませんので・・・」
当 方「分かりました。」
他の客「だんな、その辺で勘弁してあげへなよ。」と笑いながら・・・・
当 方「では、それください。」
成り行き見ていた後ろに並ぶ客の顔には笑顔がこぼれ、知る人ぞ知るの世界が広がった。
by warau_1 | 2009-08-28 15:52 | 小話アラカルト