星がとっても綺麗だから・・・・・!

本当に違うのだけれど・・・・・・!

夜道行く先を照らせし月明かり、周りに無数の悠久の星空みつめりゃ、心静かに

あの人、この人想い出す。

そんな夜道に呆然と誰を待つのかかよわい乙女。視界の一部に触れたけど、夜空の

魅力に取り付かれ、デジカメ取り出し星空めがけシャッター切ろうとするやこりゃまた

大変、思いもよらず・・・・・・・・!

乙女「おっさん、何してんね!カメラなんか出して・・・・・」

当方「うん、秋の夜空の星が綺麗で見とれてね!」

乙女「なんだ、わしが綺麗で写真を無断で撮るのかと思ったぜ。」

当方「そうだね、お宅も綺麗だけれど、この夜空にゃ勝てないよ!」

乙女「なんでや、わしの方が夜空よりも綺麗やろうが・・・・」

当方「いくら美人でもあの夜空の前には、敵うものなしさ。」

乙女「そんなに綺麗かね。うちは、毎晩観てるで・・・・」

当方「お宅は、見飽きていても、私には新鮮なんだよ。」

乙女「そんな事より、おっさん、遊ばない!」

当方「ちょっと待ってよ。」

乙女「わかった、奥さん怖くて遊べないんやろ!」

当方「君ね、遊ぶ、遊ぶって何して遊ぶの?カラオケ、ボーリング?」

乙女「おっさん、すっとぼけてんのか!」

当方「今、何時と思っているの。」

乙女「まだ、夜の十時じゃん。」

当方「そんな時間に少女に遊び誘われる覚えはないよ?」

乙女「おっさん、今、少女って言ったね。」

当方「言ったよ。早くお家にお帰り。」

乙女「あのさ、それって侮辱だよね。よく街頭の下で見てみいよ!」

当方「あれ、ばばぁか・・・・・・!」

乙女「そうよ、ばばぁで悪かったわね。今年で四十歳よ。」

当方「いや、それにしたら若くみえるね。二十歳前に見えたよ。」

乙女「あんた、中々良い事言うね。気に入ったよ!」

当方「気に入られても、困るよ!」

乙女「何もせえへんから、安心しなよ。どんな写真撮ったか見せて」

当方「いいですよ。ほら!」

乙女「あっ、肖像権違反やね。」

当方「えっ、星空に肖像権があるの!」

乙女「おっさん、この下にうつっとるの、私の髪やで。だから肖像権違反。」

当方「えっ、真っ黒に下が影になっているけど・・・・・ね。」

乙女「じゃ、許してあげるから一泊させて、夫婦喧嘩して今夜帰れへんね。」

当方「そりゃ、勘弁してよ。警察署に知った刑事がいるから一泊できる様に話すよ」

乙女「やめてんか。警察署に一泊したら何も悪さしてなくても豚箱に入ったも同じや」

当方「そしたら、ビジネスホテルに泊まればいいよ。」

乙女「そんな金あるなら、こんな寒空に立っていやせんがな。」

当方「困りました。私、独身ですから、女性を泊めるわけには行きません。」

乙女「恋人も泊めたことないのんか」

当方「いや、恋人は、遠いところに居ますので・・・・」

乙女「ところで、どうでもいいけど、先刻から荷物の紐をおっさん踏んといて」

当方「あっ、ごめんなさい。これが本当のひもじいだね。」
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by warau_1 | 2011-11-14 02:09 | 小話アラカルト