電車の中で化粧する女性


             
              摩訶不思議な女性

  女性が電車の席で化粧する光景は、ちらほら目にする。都知事は、来年、迷惑条例で禁

止し、罰金対象にするとか。

  先日、秋葉原から新宿に向けて黄色い電車のJR総武線に乗車した時の事。

  御茶ノ水で乗車してきた女性が私の正面の空席に座った。少し小太りの女性。歳の頃は、

二十代後半。

  彼女は座るなりやおら手提げバッグから化粧道具を膝の上に置き、手鏡を頼りに化粧を

始めた。その手さばきは、手馴れた風情。

  黒いアイラインを入れ、アイシャドウで目の周りを飾り、仕上がった目は、パンダ。

 そして化粧水を沁みらせた綿花で満遍なく顔の表面をこすっている。綺麗になるどころか、

アイシャドウの墨が目の周りにさらに広がる。どんな顔に仕上がるのか上目使いでしばしば

見詰める私。そのうち鏡を見ながら「ニッ」と笑い黒い歯肉をむき出しに。これって、歯肉どこ

ろか皮肉だよね。

  ふと見ると彼女のスカートは、次第に開き、ついに股間を見せるまでに。彼女の太ももに

は、それはそれは豊富な脛毛が密集していた。

  これを見た私、頭ふらふら、尚も上目使いで見た目に飛び込んできたのが彼女の豊富に

膨らんだ股間の様子。

  まさに「見るなら見てね」と言わんばかりの股開き。見るに耐え難く電車の中の広告に視

線を移したが、やはり気になる。再度、上目使いで彼女を見た。

  「新宿」「新宿」と車内放送に私は、降りようと席を立った。彼女も席を立った瞬間、彼女の

膝に乗っていた化粧品の道具ががらがらと電車の床に散らばった。

  股間を見せてもらった御礼に拾うのを手伝った。電車はやがて扉が閉まり発車。

  彼女は「ありがとう」と一言、謝意を示したその声は、怪獣バルタン星人のごとく、奇怪な

声。ドスの効いた声に、相撲さんじゃないが「ドス来い」と言いたくなった。

  そう、彼女は、オカマさんだったのだ。私は言いたい「おかまいなく」と・・・・・・・・・・・。  

by warau_1 | 2005-07-05 18:54 | お笑いだよ人生