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三顧の礼

       ゴキブリにも一分の魂?

世の中、人間だけが中心と思っているが、そう思っているのは人間だけかも・・・。

  虫の世界には、虫の中心世界があり、人間はただ無視しているだけなのかもね。

  とある日曜日の昼下がり、友人と喫茶店での話し・・・・・

友人「君、ゴキブリに心があると思うかい?」

私  「そんなこと、言うまでもなく、あるはずがないでしょう!」

友人「先日ね。僕が風呂に入っていた時のことなんだ。」

私  「何かあったの?」

友人「そうなんだよ。」

私  「何があったの」

友人「風呂に入っていたら、大きなゴキブリが風呂の壁づたいに、天井に向けて登って
   いたのさ。ところが、途中まで登ったところで床に落ちたのさ。」

私 「それで、どうしてゴキブリの心があるって分かるの?」

友人「まっ、話を聴いてよ。」

私 「わかった。それで・・・」

友人「そのゴキブリが仰向けに落ちたのさ。それで、起き上がろうとしてもがいた。
   足をバタバタ、羽をバタバタ。しかし、中々起き上がれないんだよね。」

私 「君は、どうしていたの?」

友人「うん、落ちた弾みでゴキブリも坐骨神経痛になってしまったのかなと思って
   五分間くらいじっと見ていたんだ。」

私 「君も趣味が悪いな。」

友人「その結果、僕の歯ブラシをゴキブリのバタバタしている足に差し出すと歯ブラシに
   しがみついて、やっと起き上がったのさ。」

私 「それで・・・ゴキブリは逃げたのでしょ!」

友人「それが、逃げないで、じっと僕の方を見詰めてね、前足を三回折り曲げて、頭を
   下げたんだよな。」

私 「えー、そんなことって、うそだろう?」

友人「うそじゃないよ。そして、ゆっくりと壁の隙間に去っていったんだよ。」

私 「つまり、ゴキブリが三顧の礼をもって感謝の気持ちを示したわけね。」 

by warau_1 | 2005-07-09 04:00 | 落ちない落ちも落ちの内