落し主、何処行く人の・・・・・・・か
都 会 の ラッシュ で、「珍 事」 発 生 !
通勤電車のラッシュアワー地獄に、身をすり減らし、通う会社は、不景気で、利益
減らして人減らし。
パートタイマー主婦出番、数々仕事をこなすけど、社員に比べりゃ能力高く、人事
部の目利きもくそもありゃしない。残りし社員の意欲減退、リストラ不安続くだけ。
社員は、生活切り詰めて、小使い一日500円から300円。タバコも買えず禁煙
しても、留守妻族、ファーストフードに集まって井戸端会議に花咲かせ、使う昼食
代金1200円。それでも亭主、サラリーなければ生きられぬ。耐えがたきを堪え
ながら毎朝・毎晩ラッシュの通勤電車。それでも我慢できるのは、時々、遭遇の
結構毛だらけ、猫灰だらけ。
玉 夫 「やっと座れた!」
ラッシュアワー、席に座れた興奮は、夜な夜な妻に誘われるより、奇跡に
近いと彼曰く。
やおら携帯メールと考えて携帯取り出し書き始めるや、ガタンと揺れし地下鉄
の衝撃走る乗客の顔。
ふと見る携帯に何処から降ったか、ヘアピース。良く見りゃ男の桂なり。
玉 夫 「どなたか、これ、『桂』を落としませんでしたか?」
あたりに声掛け呼んだけど、乗客じっと見詰めるだけで、何も言わない沈黙に
玉夫も掲げた『桂』の置き場に困り、自分の頭に載せてみた。
乗 客 「お宅に似合うよ。ピッタリだ。」前に立ってた青年が・・・・じっと見て言った。
玉 夫 「これを落として気づかないとは、どういうことか?」
乗 客 「乗客の皆さんの前では、『私のです』と言えないかも・・・・ね。」
玉 夫 「次の築地駅で駅員に届けるかな・・・」玉夫、青年に語り掛けた。
乗 客 「その落し主は、もう、『桂』いらないんじゃないの?」
玉 夫 「そりゃ、無いでしょう。折角使っていたものを!」
乗 客 「どうせ、落し主の行き先は、決まっていますからね。」
玉 夫 「どうして、そんな事、お宅が判るの?」
乗 客 「もう直ぐ、築地だし・・・・」
玉 夫 「築地だからって、市場に行くのかな?」
乗 客 「まさか、築地にゃ、あるでしょ、その人の行き先が・・・・・」
玉 夫 「判らないな・・・・」
乗 客 「桂離宮!」
築地について、玉夫が下車すりゃ青年も、ホームにはじき出されたり、
その時、青年玉夫に曰く「駅に届けずお宅に上げるよ・・・」
玉夫の目に映りしものは、青年の後頭部の薄禿頭なり。
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ふと見る携帯に何処から降ったか、ヘアピース。良く見りゃ男の桂なり。
玉 夫 「どなたか、これ、『桂』を落としませんでしたか?」
あたりに声掛け呼んだけど、乗客じっと見詰めるだけで、何も言わない沈黙に
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乗 客 「お宅に似合うよ。ピッタリだ。」前に立ってた青年が・・・・じっと見て言った。
玉 夫 「これを落として気づかないとは、どういうことか?」
乗 客 「乗客の皆さんの前では、『私のです』と言えないかも・・・・ね。」
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乗 客 「その落し主は、もう、『桂』いらないんじゃないの?」
玉 夫 「そりゃ、無いでしょう。折角使っていたものを!」
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玉 夫 「どうして、そんな事、お宅が判るの?」
乗 客 「もう直ぐ、築地だし・・・・」
玉 夫 「築地だからって、市場に行くのかな?」
乗 客 「まさか、築地にゃ、あるでしょ、その人の行き先が・・・・・」
玉 夫 「判らないな・・・・」
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築地について、玉夫が下車すりゃ青年も、ホームにはじき出されたり、
その時、青年玉夫に曰く「駅に届けずお宅に上げるよ・・・」
玉夫の目に映りしものは、青年の後頭部の薄禿頭なり。
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by warau_1 | 2005-09-01 03:42 | 落ちない落ちも落ちの内