何かに没頭するということとは・・・・・・

   別人格の登場なのか・・・!

 人それぞれに浮き沈みあり、中でも恋人との会話には、一喜一憂が

つきもの。その結果、通常では考えられない事態をまま、引き起こす。

 恋人同士なのか、近くの喫茶で男女が涙浮かべて無言で座っている。

周囲の顧客は、無関心を装いながら、時々眼を二人に向けている。

 彼氏 「・・・・・・・・」

 彼女 「やはり、どうにもならないのよ」

 深刻さは、ますます高まり周囲の客の話し声も静まり返る。

 彼氏 「どうすれば・・・・・・・」

 彼女 「はじめからだめだったのよ・・・・・・・」

 彼女の瞳から涙が止め処なく流れ続ける。

 傍の席に陣取った私には、問題の論点がさっぱり把握できない。

じっと見ていると注文したコーヒーが彼らの前に並んでいる。そして

彼の手は、近くの砂糖入れからスプーンで砂糖をカップに運ぶ。

一杯、二杯、三杯、四杯、五杯、六杯、七杯・・・・・・・・やがて、

コーヒーがカップからあふれ出始めた。

 私は、それをじっと見ていて何も言えない。深刻な面持ちに圧倒

されてのこと。

 そして、彼が手を止めて、何を思いついたのか、立ち上がり

 彼氏 「そうだ、僕、おしっこ!」

 とトイレに向かった。彼女は、上目遣いで彼の姿を追った。

 その瞬間、彼女の背中の方からにわかに立ち込める匂い。

静かなるガス爆発が彼女の一部から発せられたものに相違ない。

その匂いは、眼が眩むほど強烈なものだった。何を食べたのだろう?

鼻の中で精密に匂い分析をすると、キムチ、焼肉、ワカメスープだ。

彼氏彼女は、昼食を焼肉屋で過ごしたものと推定。

 それでも、彼女の涙は止まらずしとしとぴっちゃん・・・・・。

彼がトイレから席に戻り、すっきりした顔で、彼女に言う。

 彼氏 「僕は、腹を決めたよ。」

 彼女 「どんな風に決めたの?」

 彼氏 「だからさ、僕は、僕は、・・・・・・」

 彼女 「はっきりして。お願いだから・・・・」

 彼氏 「僕が、精一杯努力して、穴に挿入するよ。」

 彼女 「本当にやってくれるの?」

 彼氏 「間違いないよ。僕がやるから」

 彼女 「じゃ、私、脱ぐわ。」

 彼氏 「じゃ、あれかして・・・・!」

 彼女 「うん・・・・・。」

 彼女は、布の袋をバッグから抜き出して彼に。

 周囲の関心は、何事が始まるのか興味深々。

 抜いた゛。彼女が喫茶店の中でスカートを脱いだ。

 周囲の目は、さっと彼女のスカートを抜いだ後の部分に

 彼女は、スカートの下に短いジーパンをはいていた。

 彼は、スカートを受け取り、先ほどの布袋から針と糸を出し

そっと、針に糸を通した。彼の裁縫が始まった。二十分経過

彼の手元からスカートが彼女に手渡された。

 どうやら、スカートの縫い目がほぐれ、この裁縫が論点だった

模様。彼女は、裁縫が思うようにできず、弱り果てていた。

そこで、彼が勇気をもって裁縫に挑戦したのだ。

 しかし、私の鼻には、最後まで「焼肉屋時爆臭気」が、彼らの

去った後も立ち込めていた。私の足は、夕食のため焼肉屋に

向かっていた。
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by warau_1 | 2006-02-14 15:59 | 恋人とエピソード