それでも、お幸せになって!

        歌に揶揄され、流されて

 「『あなただけが生きがいなの、お願いお願い、捨てないでー』てな

こと言われてその気になって、結婚したのが大間違い、炊事洗濯まる

でだめ、気づいた挙句に、はいそれまーでーよ」(ご存知、歌手・植木

 等さんの歌の歌詞。)

  子供二人授かって、今じゃ妻の尻の下、定年真近にゃ定年離婚、

退職金まで召し上げられて、一人捨てられホームレス。そんな予見に

おののきながら過ごす日々がいつしかやってくる。

  それなら先手とばかりに「契約結婚」考えて、一年更新してみたら

どんなに互いの緊張高まりて、いつも新鮮さ保てる事やらと。

  「思い立ったが吉日」と妻に提案した途端「亭主元気で留守がいい」

宣告されて泣かされて、あたふた出勤する亭主。

  「どこでどうやら道間違えてどなる入房の閻魔顔」歌の文句で慰めて

屋台で一杯ひっかけて帰宅するのも家族の眠った時刻見計らい、一人

悶々床につく。

  家庭内、居場所失う亭主には、ペットのワンワン従いて、面従腹背、

四面楚歌。団塊世代の孤独の幕は、すでに切って落とされていた。

知らぬは、亭主ばかりなりけり。

  思い余って、優しいクラブの姉さん達に心打ち明け愚痴こぼしゃ、

陰で揶揄され、実も蓋もありゃしない。それでも心の止まり木求め、

あちこちとさ迷う団塊世代の亭主族。

  そんな心を知ってか知らずか、世の入房族、やれ主婦の旅行会、

同窓会に町内会、父兄会と大義名分つけながら若きツバメを物色し、

挙句の果てに「貢(みつぐ)嬢」。

  亭主の稼いだ所得にあらず「パートで稼いだ金だから自由に使う

権利があるの」というけれど、どこか間違いありゃしませんか。

  同じ貢なら「あなたパートの所得貯蓄したから家族旅行できるわ」

と一言亭主に言うてみんしゃい、コケコッコ。

  亭主、クラブの姉さん達にアフターでご馳走するより妻に捧げたく

なるものなのに、分かっちゃいるけど止められぬ。

  「愛の賛歌」ならず「愛の酸化」となりて、明日も未来もありゃしない。

「さんかすることに意義あり」と言うけれど、狸と狐の騙し合い続け続け

ても、せめて「一生優しい愛」に埋もれたい。いざ、地上の星になろう!

                             人生綴り方日誌より
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by warau_1 | 2006-05-12 11:44 | お笑いだよ人生