ヤクザも人の親だった!

     裸の大将も娘には勝てぬ!

  人は、人の子、育てば人の親、職業各種ある中で、道を外した

きっかけが人それぞれにあるけれど、詐欺師、ヤクザ、ホームレス、

犯罪人と各種あり。どれもこれも成りたくてなるもの何もなし。

  気づいた時には、その姿、見れば見るほど切なくて鏡もろくに

見たくなし。されど子供を風呂に入れるには、大衆浴場に行かな

きゃならぬ(その昔、個別宅に風呂のない時代)。

  その昔、コンサル先のレストラン。店主とコンサル店内で、業績

向上打ち合わせ。これ見た地域のヤクザ屋さん、コンサル目掛けて

つま楊枝を投げつける。みかじめとれぬ腹いせか。

  コンサル「ちょっと、あんた、人につま楊枝投げつけるとは何事か」

  ヤクザ 「うるせえよ。てめえこそ、何のつもりだよ。こら!」

  コンサル「何のつもり?店主に頼まれて、仕事しているのが悪いか」

  ヤクザ 「おい、その口のきき方は、なんだ、こら!」

  コンサル「おい、喧嘩売りたいのか。買ってやるから表に出ろ!」

  ヤクザ 「生意気な、ふざけたやろうだ!」

  コンサル「ふざけたやろうは、お宅だろうよ!仕事邪魔して、え、」

  このヤクザ屋さん、年の頃は、四十歳。再びつま楊枝を投げつけ

コンサルの顔にぶつけた。

  コンサル「おい、コラ、表に出ろよ!」

 と、外に出ようとするヤクザ屋さんの後ろから、店内の中央に置かれ

ていた鉢植の棕櫚の樹を鉢ごと持ち上げ外に出るヤクザ屋さん目掛け

「これで叩き潰してやる!」とばかりにドアの外。

 店  主 「先生、まあまあ、彼も馴染みのお客様だから・・・・」

 コンサル「旦那、そんな弱腰でいるといつまでもなめられますよ!」

 店  主 「かと言って、店を荒らされても困るし・・・」

 コンサル 「おい、何処からでもかかって来いや、おい!」

 ヤクザ 「生意気言ってやがって」

 店 主 「たつっあん(ヤクザの名前)、うちの先生も気が短いから」

 コンサル「旦那、そんな言い方ないよ。喧嘩を売ってきたのは奴だ」

 店 主「先生、わかっている。ここは、収めてよ。」

 ヤクザ 「おい、こら、二度とここらをうろつくなよ、承知しねえぞ!」

 と言い残してヤクザ屋さんは、店を後にした。誰かが「警察を呼べ」

 と言ったからかもしれない。

 その日の夜、コンサルは、大衆浴場に行き、衣服を脱いでいる最中

女の子(小学校二年生位)がコンサルのそばに来て

 女の子「おじちゃん、これなーんだ!」

 と、手に持っている人形を見せた。

 コンサル「可愛いお人形さんだね。お母さんに買ってもらったの?」

 女の子「ううん、お父さんが買って来てくれたの!」

 コンサル「良かったねぇ!とても素晴らしいお人形。おじちゃんも欲し

      いなぁ!お父さんと一緒に来たの?お父さんはどこかな?」

 女の子が指を差す方向を見ると先ほどのヤクザ屋さんが衣服脱ぎ、

すっぽんぽんで娘の方を見た。その瞬間、コンサルと眼が合った。

 二人は、何も語らず互いに風呂の中に・・・・・・・・。

 ヤクザも人の子、人の親だった!
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by warau_1 | 2006-06-06 10:33 | お笑いだよ人生