愛して愛して愛しちゃったのよ!

  過ぎたるは、及ばざるがごとし!

  「人恋うは、悲しきものと 楢山に もと折り来つつ帰え難」

ご存知「楢山節孝」の歌い初めの歌詞の一節。

 その昔、貧困に喘ぐ農村では、「口減らし」と称して働けない

親族の老齢者を息子が背負い楢山の奥に捨てに行ったとか。

  現代の親族関係には、ややもすれば「老人ホームに送り込み

若者夫婦がパチンコ三昧、挙句の果てに自動車に乳飲み子乗せ

戻れば、あの世行きだった。」との話題も後たたぬ。

  打算・貸し借り多々ある中で、男女関係は、一筋縄で行かぬ

のが世の常なるを、知ってか知らずか男女関係のもつれで、

殺傷沙汰も日々の三面記事を賑わすやからも多発。

  愛も恋も峻別できず「好き」の一言で一夜で夫婦まがいに変身

するカップル増殖中。折り合い欠けば直ぐ離れ、何時の間にか

人間から犬畜生の世界へと陥るやからの情けなさ。

  まして、見栄や外聞気にするあまり、本物の愛まで失う不埒者

失い気づいたその時に涙流して、より戻そうとて、後の祭りと知る

よしもなし。

A子 「ねえ、ねえB子、私ね、再三再四、ラブメールを太郎から

   もらっているのよ。」

B子 「良かったじゃない。A子の気持ちは、どうなのよ。」

A子 「うん、前彼とは、とっくに切れているけれどね、太郎さんには、

    『彼がいるからだめよ。』と断りつづけているの。」

B子 「なんで、そんな嘘つくの?」

A子 「だって、ラブメールもらって、『はいはい、私も好きよ』なんて」

B子 「A子は、自分に素直じゃないね。」

A子 「だって、もしも、直ぐにオーケーしたら尻軽女に見られるし。」

B子 「いいわ。A子が太郎さんを袖にするなら私が立候補するわ。」

A子 「複雑にしないでよ。私も太郎さんを嫌いなわけじゃないのよ。」

B子 「ずるいよね。前彼が戻ってきたら前彼に行くつもりでしょ。」

A子 「そりゃね。」

B子 「じゃ、太郎さんに何で『前彼と切れたけれどまだ好きなの』と

    言わないの?」

A子 「そんな事言ったら、太郎さん別の女性に走ってしまうわ。」

B子 「そんなの当たり前よ。A子は、欲張りだわ。で、太郎さんに

    何と言っているの?」

A子 「そりゃ、『太郎さんと私は無二の友達よ』と告げてあるわ。」

B子 「A子、本当に友達でいいのね。そしたら私にも立候補する

    権利もあるのよ。」

A子 「B子、あまり虐めないでよ。」

B子 「虐めるつもりじゃないけれど、そんなA子にラブメール送る

   太郎さんが不憫ね。」

A子 「女心の摩訶不思議とは、この事よね。急に太郎さんに逢

    いたくなっちゃったわ。」

B子 「ほら、本音が出てきた。とにかく覚えていてね。太郎さんは、

   私のタイプよ。」

A子 「いや、私の太郎さん取らないでよ!」

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by warau_1 | 2006-07-03 04:18 | いやいやも・・・の内