「無計画」もまた楽しか?
「腹が減っては戦ができぬ」と言うものの・・・!
「旅は道連れ、世は情け」渡る世間の処方箋、故人より受け継が
れしものなれば、心和みて明日への活力沸きいづる。
フリーター、食えぬなりに努力もすれど、日々の生活切り詰めど
睡眠・食事と切り詰めるものさえ限界灘に達すれば、天よりもらい
水待つより他に術もなし。
友人A「おーい、元気してるかB君!」
B 君「それが、余り元気じゃなくてね。」
友人A「そうか、少し元気付けに山でも行こうぜ!」
B 君「そうしたいけれど、先立つものが・・・・」
友人A「気にするなよ。現地での食費を除き自分の交通費を負担
してくれれば、それだけでいいから。行こうよ。」
と二人連れ添い秩父の山奥キャンプ場に向かう。到着した時には
夏期休暇のため混雑。
友人A「さあ、食事しようよ。」
B 君「A君、じゃ、僕、インスタントラーメン持ってきたから・・・」
友人A「うん、じゃお湯を沸かそう。キャンプ用コンロと油えーと」
B 君「どうしたの・・」
友人A「あれ、ライターがないや。コンビ二で買わなきゃ」
B 君「僕、買ってくるよ。」
友人A「じゃ、頼むね。」
やがて、キャンプ場特設コンビニでライターを購入してきたが
友人A「ごめん、キャンプ用コンロのオイル間違って灯油持参した」
B 君「ということは・・・・」
友人A「うん、ローソクでお湯を沸かすしかないな」
B 君「どうやって・・・・・?」
友人A「えーと、川からこの鍋に水を汲んできてね。ローソクの上で
鍋をじっと持ちつづけるんだよ。B君、やってくれる?」
B 君「あの、もう三十分やっているけれど、湯が沸かないよ。」
友人A「そうか、しょうがないな。でもお腹空いたから食事しよう」
B 君「でも、お湯がないよ」
友人A「うん、いいよ、インスタントラーメンに水かけて食べようよ。」
B 君「なら、食べるのよそうか?」
友人A「そんな水掛け論してる場合じゃないよ。食べよう。」
二人の食事も何とか終わり、就寝時間。テントの中で寝袋の中
しかし、B君の鼻に悪臭が・・・・・。
B 君「変な臭いがするね。」
友人A「うん、テント、10年間程度洗っていないからカビの臭い」
B 君「そうなんだ。二人とも『臭い仲』になったね。」
「旅は道連れ、世は情け」渡る世間の処方箋、故人より受け継が
れしものなれば、心和みて明日への活力沸きいづる。
フリーター、食えぬなりに努力もすれど、日々の生活切り詰めど
睡眠・食事と切り詰めるものさえ限界灘に達すれば、天よりもらい
水待つより他に術もなし。
友人A「おーい、元気してるかB君!」
B 君「それが、余り元気じゃなくてね。」
友人A「そうか、少し元気付けに山でも行こうぜ!」
B 君「そうしたいけれど、先立つものが・・・・」
友人A「気にするなよ。現地での食費を除き自分の交通費を負担
してくれれば、それだけでいいから。行こうよ。」
と二人連れ添い秩父の山奥キャンプ場に向かう。到着した時には
夏期休暇のため混雑。
友人A「さあ、食事しようよ。」
B 君「A君、じゃ、僕、インスタントラーメン持ってきたから・・・」
友人A「うん、じゃお湯を沸かそう。キャンプ用コンロと油えーと」
B 君「どうしたの・・」
友人A「あれ、ライターがないや。コンビ二で買わなきゃ」
B 君「僕、買ってくるよ。」
友人A「じゃ、頼むね。」
やがて、キャンプ場特設コンビニでライターを購入してきたが
友人A「ごめん、キャンプ用コンロのオイル間違って灯油持参した」
B 君「ということは・・・・」
友人A「うん、ローソクでお湯を沸かすしかないな」
B 君「どうやって・・・・・?」
友人A「えーと、川からこの鍋に水を汲んできてね。ローソクの上で
鍋をじっと持ちつづけるんだよ。B君、やってくれる?」
B 君「あの、もう三十分やっているけれど、湯が沸かないよ。」
友人A「そうか、しょうがないな。でもお腹空いたから食事しよう」
B 君「でも、お湯がないよ」
友人A「うん、いいよ、インスタントラーメンに水かけて食べようよ。」
B 君「なら、食べるのよそうか?」
友人A「そんな水掛け論してる場合じゃないよ。食べよう。」
二人の食事も何とか終わり、就寝時間。テントの中で寝袋の中
しかし、B君の鼻に悪臭が・・・・・。
B 君「変な臭いがするね。」
友人A「うん、テント、10年間程度洗っていないからカビの臭い」
B 君「そうなんだ。二人とも『臭い仲』になったね。」
by warau_1 | 2006-08-16 07:04 | 小話アラカルト