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それでも、解かってくれないのなら

   時は過ぎ行き、心も変わり・・・・・・!

「女心と秋の空」と昔の人は言うけれど、男にしてみりゃ、情けない。

時間・労力・コスト・心を傾けて、いざ鎌倉と言う時に、心変わりが見え

隠れ、歌の文句にある様に「心変わりが切なくて・・・・・・」バーブ佐竹

さんの歌がせつせつと歌い上げたるその心変わり。これは、女性から

見た男性の心変わりを揶揄している歌にしても、心変わりで捨てるのは

容易いことでも、捨てられる側にとっては、命がけ。

 三田「おい、彼女、元気か!」

青木「おお、三田君、しばらく振りだね。うん、彼女は元気、俺だめ」

 三田「なに?だめとは、あっちがだめなのか!そんな歳でもあるまいに」

 青木「それがな、大有りなのさ」

 三田「ど、どういうことなの?」

青木「どうもこうもないよ。彼女の心変わりが最近ちらちらしてね。」

 三田「他の男性に目が眩んでいるのか!」

青木「まっ、そんなところだ。俺は死にたい。」

 三田「何を言ってるの、死に体になれば、何でもできるさ。頑張れよ」

 青木「そうか、失うものが無いならだめもとで頑張るよ。」

  思いを胸に抱きつつ、彼女と出会う段取りつけて渋谷の駅前でデート

することに、そこから荒川の土手まで誘い出し、熱き思いの丈を伝えると

 彼女「重いのよね、青ちゃん。もっと、軽く行こうよ。」

 青木「重いも軽いもありゃしない。もう、俺の胸は、潰れそう。」

 彼女「胸がそんな簡単に潰れるはずも無いのにそんなこと言わないの」

 青木「いいや、もう、解かってもらえないのなら、この川に飛び込むよ。」

 彼女「やめなよ。今時ね、川の水、とても冷たいのよ」

 青木「いいんだ。君への僕の熱き思いを胸に飛び込んで、川の水を沸騰

    させるんだ。」

 彼女「あら、そんなこといつ考えたの?」

青木「ふーと思ったのさ。僕の胸の内、解かってくれたかな」

 彼女「どうしたらいいのよ」

 青木「もう、じれったいな・・・・・、もう、いいよ、僕は飛び込む」

  青木は、途方にくれる彼女の前で、荒川の土手を走りながら川淵まで

行き着き、「ザブーン!」と、慌てた彼女、彼のコートの袖を引っ張り止めた

が、止まるものでもない。青木は、そのまま水の中へ・・・・・・。

 彼女「青ちゃん、もう、解かったから、帰って来て、お願い。死なないで。

     言うこと聴くから。結婚もするわ・・・・青ちゃん・・・・!」

水面に青木の飛び込んだ飛沫が澱んでいた。そして、彼女の声が終わる

や否やガバ!ガバ!と揺れ動く川面。

 そこに青木は、彼女の前に立ち上がった。水は、青木の膝までだ。

 青木「おお、わが恋人よ、やっとやっと本心を語ってくれたね。結婚しよう!」

彼女「えーーー、今、確かに沈んじゃったわよね。そんな・・・」

 青木「こら、僕をドラえもんにしたいのか!」

彼女「それを言うなら『ドザエモン』でしょ!」

こうして二人の心は、結婚に向けて走り出した。

 青木「この濡れた身体を乾かして、愛を語りたい。」

 彼女「どうして?」

青木「そうすれば、本当の水入らずになるよ。」

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by warau_1 | 2007-01-25 16:42 | 恋人とエピソード