ペットの可愛さきわまれり

 「お手」と言えばそれなりに、「お代わり」と言えば反対の手を出す

 友人宅を訪ねるとペットが待ち構えて、我がズボンの裾に噛みつきて、歓迎儀式

が行われる。

友人「ペコ、よしよし、田村さんだよ。こちらにご案内してね。」

当方「おお、いつものお出迎えだね。ありがとう。」

友人「田村さんいらっしゃい。お待ちしていましたよ。」

当方「夜分、ごめんなさい。ちょっと近くまで来たものだから連絡したわけ」

友人「うん、どうせ家族の帰りは遅いからいいよ。気にしないで。」

当方「そう、ありがとう。ところで、元気でいたの?暫らくぶりだものね。」

友人「田村さんこそ元気だったの?」

当方「どうやら、互いに元気だったみたいだね。何よりだよ。」

 二人のそばにお座りしている犬のペコが言葉を発する方に首を回し目を

追いかける。そうしているときのペコの習慣は、いつも下あごの歯を前に出し

少し口を半開き。

当方「いつものことだけれど、ペコは、下あごの歯を出しているね。」

友人「うん、治らないんだ。小さいころからの習慣だからね。」

当方「よし、わかった。それじゃ、こちらもやるか・・・・・」

 と下あごの入れ歯をむき出しに突き出した。ペコは、じっとみたまま、目を

パチクリして首をかしげて「ワン」と一声。

当方「ペコは、自分と同じだと思っているのかな・・・」

友人「まさか。でも意外とあたっているかもね。第一犬と自覚してないからね。」

当方「そうか、言葉を話さない代わりに、目で合図しているのかも・・・・」

 とペコの目を見て「ウインク」を連発。ペコは、同じ様にやろうとして、試みるも

できず前足で目をこすり始めた。

当方「ペコは、ウインク出来ないのか、しないのか・・・・・・わん」

 と言った途端にペコは、立ち上がり自分の尻尾を口で追いかけくるくるとその場で

回り始めた。最後にくたびれて、腹を上にひっくり返った。これぞペコの歓迎儀式か。

ぺこぺこ挨拶してくれるより、何ぼか見ごたえがある。

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by warau_1 | 2007-06-08 00:20 | ビジターエピソード