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結婚に歳の差ないと言うけれど・・・・・・・!

うっかり、ちゃっかりふにゃふにゃふにゃ・・・・・!

 就活・婚活色々ある中で、決まりそうで決まらぬのが運の月。とある八百屋に高齢兄

90歳・妹87歳あり。店に並ぶ果物・野菜に守られて日々の仕事に明け暮れる。老舗

の匂いを漂わせ何時しか客の話題に上り、妹が未婚ともっぱら。見るに見かねた中年男

性、止せば良いのに、手を出して何とか生涯に一度、結婚させて上げたいと願いを募ら

せ東奔西走時間が過ぎる。くたびれくたびれ辿りついたる喫茶店。

店員「いらっしゃいませ。店内でお召し上がりですか」

中年「う、うん、店内」

店員「飲み物は何を・・・・」

中年「そうね、アイスコーヒー」

 この店員、二十歳そこそこのイケ面男性。色白・面長・シャイなタイプ。

中年「君、中々いい男だね。」

店員「いえ、その、あの・・・」

中年「いいよ、照れなくても。ところで、表通りをこの店沿いの先に八百屋があるの

   知ってる?」

店員「はい、ご高齢の方が経営者のお店ですよね。」

中年「そうそう、そうなんだよ。良く知ってるね。」

店員「いつも、果物や野菜も買わせてもらっていますから・・・・」

中年「そうか、その店の年輩の御婆さんがいるでしょ。」

店員「はい、その方が・・・・・」

中年「うん、あの方はね、若い方とお話しするのが好きでね。それに未婚女性なんだ。」

店員「えー、未婚なのですか。」

中年「そうなんだよ。だからさ、時間のある時に、訪ねて話しかけてあげてよ。」

店員「はー、話しかけてと言われましてもね・・・・」

中年「結婚しろと言うわけじゃないからさ・・・・」

店員「えー、結婚、八十歳以上の方と・・・」

中年「だから、結婚しろとか、交際してとか言う話しじゃないよ。」

店員「そうですか。私はまた、結婚を勧められるのかと思いました。」

by warau_1 | 2010-04-13 16:09 | 小話アラカルト

老婆もまだまだ女性なの !

いいのよ、いいのよ気にしないでね !

八百屋の店先閑散と夜の街に灯りを灯す。店番するのは、八十歳女性。世間で言えば老婆の領域。

ピンクの頬に幾つも皺の波。そっと覗いて見てごらん。そこに未婚の女性の色香も漂う。

顧客「随分、遅くまでがんばりますね。」

老婆「あたしゃ、結婚もしないでこの歳まで八百屋で来てしまってね。」

顧客「これからでも結婚する相手がいたら結婚できますよ。」

老婆「そりゃ、無理と言うものよ。何しろ腰や足が言うこときかなくなってて来ているからね。」

顧客「おやおや、いかがされました。」

老婆「こうしたお店のお仕事していると一日立ちっぱなしでしょ。だからね・・・・・・」

顧客「それはそれは、大変だ。で、足の感じは、どんな状況なのですか。」

老婆「それがね、一度座ると立ち上がるまでがそれはそれは大変でね。特に膝がね痛くて」

顧客「そうですか。で゛は、指圧の心得があるので、ちょっと見せて下さいね。」

  顧客は、老婆の足の膝から足首にかけて、揉み解す手つきで慎重に様子を把握。

顧客「膝は、軟骨磨耗、足全体は、筋肉疲労てすね。」

老婆「あら、あんた判るのかい。凄い人なんだね。」

顧客「いえいえ、では、ちょっとだけ指圧してみましょうか?」

老婆「こんな店先でいいのかね。」

顧客「場所は選びませんよ。そのまま、椅子に座ったままでいいのですよ。」

老婆「あんたも忙しいだろう。こんな老婆の足のために足止めしちゃ申し訳ないよね。」

顧客「それでは、少しだけやって見ますので痛かったら言ってね。」

老婆「そんな、他のお客さんが見たら何て言われるやら・・・・店先で男に足を触らせていると」

顧客「そんなことないですよ。」

老婆「そうは言ってもあたしは、生娘た゜からね。」

顧客「それが他のお客を招くかも知れませんよ。」

老婆「でも、やはりいいよ。恥ずかしいからさ」

   そう言いながらもさっさと靴を脱ぎ始める老婆。

顧客「おやおや、この足は、八百屋さんだけに、このままだと大根足と言われますよ。」

老婆「そうだよね。あたしも気になっているのだけれどね。」

顧客「しかし、少し指圧すれば、見違える程の足になると思いますよ。」

老婆「でも、綺麗な足に本当になるかね。」

顧客「そら、やって見なければ何とも言えません。」

老婆「それじゃ、お願いするかね。」

  しばらく指圧後・・・・・・・・

老婆「ああ、ああ、ああいいわ。こ、こんなに足が細くなって、まあ、どうしましょう。」

顧客「これまでと随分、見違える感じになりましたね。これまで、指圧などしたことは・・・・?」

老婆「ないない、まったくないよ。ああ、私の足が大根からにんじんに化けたみたいだね。」

顧客「ほら、ご覧なさいな、隠れていた乙女の足に戻りましたよ。」

老婆「あら、あんた凄いね。なら、こっちの足も良いかね。」

顧客「どうぞ、どうぞ、反対の足を出してくださいね。」

  反対の足を指圧している間に綺麗になった指圧後の足が貧乏ゆすりをして、鼻歌が出始めた。

いつまでも乙女の姿でいたい女性の思いが浮き彫りとなった一幕。

by warau_1 | 2009-11-03 12:13 | いやいやも・・・の内